BE:FIRSTのLEOが憧れのアクアマンから見つめ直した“ファミリーの絆”「本当に親孝行できてるかな?と考えた」

インタビュー

BE:FIRSTのLEOが憧れのアクアマンから見つめ直した“ファミリーの絆”「本当に親孝行できてるかな?と考えた」

「“一番大切なのはファミリーだ”というところが好き」

LEOも絶賛するスピーディー&スリリングなアクションが満載
LEOも絶賛するスピーディー&スリリングなアクションが満載[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC

本作の監督は『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)のジェームズ・ワン。海中アクションをはじめ全編スピーディ&スリリングなアクションが盛り込まれている。「やっぱり躍動感がすごいですね。強靱な肉体を持ち、ステキな心を持つアクアマンだからこそ出せるわんぱくな戦い方とか、アクションの途中でスローモーションにして、見せ方もかっこよくワクワクしました。『ワイスピ』もそうですが、体感的なだけでなく観ていて自分が強くなったような気にさせてくれるところも好きなんです。アクアマンは最強の武器、トライデントを持っていますが、それに頼らず自分の拳でいくところもらしいというか(笑)」。そんなアクションを支えるアトラク感満点の世界観にも魅せられたという。「海の中の世界をはじめ、巨大生物が住む火山島とか、次から次に非日常空間が登場します。見たことのない未知の世界がリアルに描かれているので、その没入感がやばかったです」。

海中アクションは圧倒的な没入感
海中アクションは圧倒的な没入感[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC

アクションだけでなく、ドラマ部分にも「ワイスピ」魂を感じたLEO。「やっぱり『ワイスピ』はアクションやカーチェイスだけでなく、敵を含めて家族やつながりを大切にしていて、この作品も“一番大切なのはファミリーだ”というところが好きなんです。かっこいいだけで収まる映画もありますが、その先に大事なものを見せてくれていますよね。オームの話もそうですし、アクアマンの宿敵ブラックマンタをサポートするシン博士(ランドール・パーク)が重要な存在だったり、オームと彼を恨むもう一つの海底王国の王様との軋轢だったりとか、いろんなつながる瞬間が描かれていて、それもすごくよかったですね」。

アクアマンに殺された父の復讐に燃えるブラックマンタの家族への思いも描かれる
アクアマンに殺された父の復讐に燃えるブラックマンタの家族への思いも描かれる[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC

「自分も本当に親孝行できてるかな?とか考えてしまいました」

息子が生まれ父親になったアクアマン。自分の父が味わってきた苦労を知り、これまでにない気持ちで父と語り合う姿も描かれている。そんな父子のドラマも刺さったという。「大人になってからわかる親の苦労とか、いまだから理解できるものがたくさんあるので観終わってから思うことがたくさんありました。子どものころは、目の前のことしか見えてなかったので、これ欲しいとか習い事したいとかいろいろ言っていましたが、そのために親がやりくりしてくれて、我慢したこともたくさんあったと思います。家に帰る途中で、アクアマンと父親がいろんな話をしながらビールを飲むシーンを思い出し、改めて自分も本当に親孝行できてるかな?とか考えてしまいました。そういう意味で、どの世代の人たちも共感できる物語だと思います」と振り返る。

新たな戦いに挑むアクアマン
新たな戦いに挑むアクアマン[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC


個性豊かなキャラクター、激しいアクション、そしてドラマチックなストーリーを満載した『アクアマン/失われた王国』。LEOはそんな本作のバランス感を絶賛する。「アクアマンがかっこいいのもあるし、アクションがすごくおもしろいし、温もりある家族のストーリーも味わえるという、そのバランスが絶妙だと思います。こういう映画こそ、映画館で思いっきり楽しみたいですね」というLEOは、自他ともに認める映画館大好き人間。試写室で観た本作を、ぜひ映画館でもリピートしたいという。「僕はIMAX一択です。あのスクリーンとサウンドの没入感が好きすぎるといいますか。ちなみに僕はど真ん中より少し後ろ列の真ん中、スクリーンの上下左右がぴったり視野に入る位置が大好きで、初めて行く劇場では座席表で広さや座席数を計算して、この位置かなと予測して行きます。そのあたりで観ると、もしかしたら僕と会えるかも知れないですね(笑)」。

LEOはIMAXへのこだわりも語ってくれた
LEOはIMAXへのこだわりも語ってくれた撮影/興梠真穂

取材・文/神武団四郎

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