「ワイスピ」「ミッション:インポッシブル」…『アクアマン/失われた王国』と一緒に“体験したい”爽快アクション8選|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「ワイスピ」「ミッション:インポッシブル」…『アクアマン/失われた王国』と一緒に“体験したい”爽快アクション8選

コラム

「ワイスピ」「ミッション:インポッシブル」…『アクアマン/失われた王国』と一緒に“体験したい”爽快アクション8選

アメリカ本国で興収ランキング、初登場No.1を飾った話題作『アクアマン/失われた王国』(2024年1月12日公開)。その魅力はなんといっても体感型映画ということ。前作『アクアマン』(18)の続きなので、今作に必要な情報だけ振り返ってみよう。海と陸のハイブリッドであるアクアマンことアーサー(ジェイソン・モモア)がその力に目覚め、権力を暴走させていた彼の異父弟オーム(パトリック・ウィルソン)を制することに成功。オームは牢獄へ。王女メラ(アンバー・ハード)とアーサーは結ばれる。一方、アーサーとの戦いで父を失ったブラックマンタこと海賊デイビッド・ケイン(ヤヒヤ・アブドゥル=マティーンII)は、復讐心を募らせていった。これだけ覚えておけば、今作は大丈夫。

ジェイソン・モモアが壮絶アクションを作り上げた『アクアマン/失われた王国』
ジェイソン・モモアが壮絶アクションを作り上げた『アクアマン/失われた王国』[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC

スピード感もレベルアップ!アクアライドを体験できる『アクアマン/失われた王国』

さて、そんな『アクアマン/失われた王国』は、サブタイトルのとおり、かつて悪の力で隆盛を極めたものの国ごと封印された王国に関わる物語。ブラックマンタは、ブラック・トライデントの邪悪な力によって、“失われた王国”を復活するための巨大な力の原動力となったある物質へのアクセスをゲット。アクアマンへの復讐を完遂させようと暗躍する。一方のアクアマンはメラとの間に生まれたばかりの息子の成長に執心し、海の統治には関心を失いかけていた。そんな隙をつかれ、アトランティスはブラックマンタの攻撃を受けてしまう。そこで助けを求めたのは、なんと自分で砂漠の牢獄に送り込んだ義弟のオームだった!?

『アクアマン/失われた王国』では、前作で敵同士だったアクアマンとオームが共闘
『アクアマン/失われた王国』では、前作で敵同士だったアクアマンとオームが共闘[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC

なんともトリッキーな展開だが、この原案を手掛けたのは、監督を務めたジェームズ・ワンとアクアマンを演じたジェイソン・モモアなど、今作の世界観とファン心理をよく理解している俊英たち。彼らのアイデアにより、「アクアマン」の世界にいるキャラクターが全方位で活躍するばかりか、陸、海、空、すべてを舞台にした壮大な物語になったのだ。全世界を巻き込んだ物語にするため、地球温暖化問題をうまくこの世界観に取り入れたプロットで構成されており、どの国の人が観ても自分ごとに思えるような仕掛けも。しかも、ユーモアのあるキャラクターであるアクアマンの魅力をフルスロットルに見せるため、コミカルな描写もたっぷり。

海中の不思議な生物を観るだけでも楽しい(『アクアマン/失われた王国』)
海中の不思議な生物を観るだけでも楽しい(『アクアマン/失われた王国』)[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC

とはいえ、もちろん見せ場はアクションだ。「アクアマン」シリーズの特徴といえば、海中の低い重力での壮絶アクション。これは当然のことながらふんだんに盛り込まれているが、今作は陸と空もアクションの現場となる。ネタバレにつき詳細は避けるが、アクアマンが牢獄からオームを救出するくだりや、メラに訪れる危機、悪のパワーを得たブラックマンタの襲来のシーンの迫力は、前作をはるかに上回るスピード感と肉弾戦的な生の圧を感じることができるはず。新年一発目にもってこいのアクション大作だ。

ブラックマンタは世界を滅亡させようと暴走する(『アクアマン/失われた王国』)
ブラックマンタは世界を滅亡させようと暴走する(『アクアマン/失われた王国』)[C]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. TM & [C] DC


でも、そんな『アクアマン/失われた王国』公開までに少々の時間が残されている。年末年始の休暇で、体験型アクションで日常生活と違うハラハラの体験をしてみよう!

2024年は辰年!映画館でアクアライド体験しよう!【PR】

関連作品