キャストも世界観も一新!?『ジュラシック・パーク』脚本家のもと、『ジュラシック・ワールド』の新作映画が制作へ
スティーヴン・スピルバーグ監督が当時最先端の映像技術を駆使して恐竜たちを現代に蘇らせた『ジュラシック・パーク』(93)から始まり、これまでシリーズ6作の累計全世界興収60億ドル以上を記録している「ジュラシック」シリーズ。その新たな映画が進行中であることが判明した。
公開当時、全世界興収新記録を打ち立てた『ジュラシック・パーク』を皮切りに、『ロスト・ワールド ジュラシック・パーク』(97)、『ジュラシック・パークIII』(01)と展開し、いずれも世界的ヒットを記録。その後10年以上の歳月を経て、“ジュラシック・パーク”がオープンした『ジュラシック・ワールド』(15)から新たなシリーズが始動。続く『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(17)もメガヒットを記録し、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(22)で壮大なフィナーレを迎えた。
「Deadline」の報道によれば、今回進行中であることが判明した新たな「ジュラシック」作品は、「ジュラシック・パーク」とも「ジュラシック・ワールド」とも連なっていない完全なリブート版になるとのこと。そのためサム・ニールやローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードなど、これまで「ジュラシック」シリーズを彩ってきたキャスト陣は一新。「ジュラシック」の世界を新解釈で紐解くまったく新しい作品になる見込みだ。
製作を主導するのはこれまでのシリーズ同様ユニバーサル・ピクチャーズで、「ジュラシック・パーク」シリーズの脚本家であるデヴィッド・コープが脚本に参加。さらに製作総指揮としてスピルバーグとフランク・マーシャル、パトリック・クロウリーら「ジュラシック」シリーズの影の立役者たちも名を連ねる予定。現在急ピッチで開発作業が進められているという本作。続報を楽しみに待とう!
文/久保田 和馬