悪徳業者、オーナーの罠だらけ?新生活に向けて「正直不動産」で学びたい賃貸のトラブル
審査に落ちてしまった時のNG行為とは?
高齢化社会の対策として、保証会社への加入が必須という物件が昨今では増えているが、審査に落ちてしまったら…。シーズン2の第4話「信用って何だ?」は入居審査をめぐるエピソードとなっている。
バーテンダーの藤森(佐藤寛太)とその恋人の美玲(恒松祐里)は、2人で住む部屋を探しに登坂不動産を訪れるが、藤森が過去にカード事故を起こしていたため審査に落ちてしまう。なかなか突破口が開けない状況にしびれを切らした藤森は、職場の同僚から聞いた“裏ワザ”としてアリバイ会社の利用を永瀬に相談する。
永瀬が「それは違法です」と拒否したアリバイ会社とは、審査に必要な給与明細や在籍証明書を偽造する会社で、これらは私文書偽造罪などの罪に該当し得るNGな行為で、依頼者も罪に問われる可能性も。
劇中では、永瀬と藤森の会話を盗み聞きしていたミネルヴァ不動産の西岡(伊藤あさひ)が迫ったように、アリバイ会社を公然と利用する不動産もあるそうなので、注意が必要。そもそもブラックリストに乗らないためにカードの料金、ローンなどは滞納せずに払うように気をつけたい。
これら以外にも、すでに契約が決まっている物件の情報をネットに載せて、来店するように仕向ける「おとり物件」といった罠から、家賃滞納といったトラブルまで、多彩なケースを扱う「正直不動産」。
賃貸だけでなく売買契約についての役立つ情報が満載なので、新生活を機に新たな居を構えることを検討中の人は、チェックしてみてはいかがだろうか?
文/サンクレイオ翼
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