「俺ちゃんは…マーベルの神だ」『デッドプール&ウルヴァリン』7月26日に日米同時公開、初映像も愛嬌たっぷり
マーベルコミック史上最も破天荒なヒーロー、デッドプールの活躍を描く痛快アクションエンターテインメント「デッドプール」シリーズ最新作『デッドプール&ウルヴァリン』が、7月26日(金)に日米同時公開されることが決定。あわせてティザー予告とティザーポスターが解禁された。
同シリーズは、1作目の『デッドプール』(16)公開当時、世界興行収入850億円を超える大ヒットを記録し、その続編となる『デッドプール2』(18)ではさらに記録を塗り替え1,120億円を突破。R指定映画の世界歴代記録をことごとく更新し、日本でも多くのファンを魅了し続けてきた。
人体実験で驚異的な治癒能力と不死の肉体を得たことと引き換えに、醜い身体に変えられてしまった元傭兵のウェイド・ウィルソン(ライアン・レイノルズ)。自作の赤いコスチュームと二振りの刀、二丁拳銃を身にまとい、“クソ無責任ヒーロー”デッドプールとして戦う彼の活躍を描く「デッドプール」シリーズは、ヒーローらしからぬ言動の数々や、過激でド派手なバトルシーン、突然観客に向かって話しかけてくる型破りな演出が相まって、世界中で絶大な支持を集めてきた。
最新作『デッドプール&ウルヴァリン』では、“俺ちゃん”ことデッドプールがどんな大暴れをしてくれるのか?そして、人気キャラクター・ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)もシリーズに初登場。これまでデッドプールが何度もいじり倒してきた、“爪野郎”こと孤高のヒーロー・ウルヴァリンはどんな活躍を見せてくれるのか、プライベートでも親交の深いレイノルズとジャックマンの2大スター夢の競演に世界が注目している。
今回解禁されたのは、そのティザー予告。愛する恋人のヴァネッサ(モリーナ・バッカリン)、かつてともに戦ったネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)やユキオ(忽那汐里)らに囲まれ幸せなひと時を送っていたウェイドだったが、突然連れ去られたその先で、「君は特別だ」「ヒーローの中のヒーローになれ」とマーベルヒーローになるチャンスを与えられる。「俺は救世主 俺ちゃんは…マーベルの神だ」と気を大きくしたウェイドは、気合たっぷりに、その挑戦を受けて立つことに。
シリーズ初のディズニー配給作品となる本作。ついにMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)入りを果たすという点でもすでに世界中から熱い視線が注がれているが、予告でも垣間見える通り、これまで同様、お得意のブラックジョークでふざけ散らかしたと思えば、息つく間もない過激なアクションで敵を翻弄するなど、早くも“デッドプール節”が大炸裂している。予告の最後には、「X-MEN」シリーズなどに登場してきた人気キャラクターのウルヴァリンと思わしき影が登場。すでにヒュー・ジャックマンが同作でウルヴァリン役に復帰することが発表されているが、どんな絡みで楽しませてくれるのか?予告にもある“誰もが望むハッピーエンド”がなにを意味するのか、続報を待ちたい。ちなみに同予告では、アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、歴代マーベルヒーローが登場しているのも、見逃せないポイントの1つ。“俺ちゃん”がまさかのアベンジャーズ招集か!?マーベルファンには期待の必見作品となりそうだ。
あわせて解禁されたのは、デッドプールとウルヴァリンのペアネックレスでハートを表現したティザーポスターだ。「BEST FRIENDS」「COME TOGETHER」というコピーが象徴するように、本作では、デッドプールとウルヴァリン、まったく違う強烈な個性を放つ2人が強力なタッグを組み、前作をも超える壮大かつ衝撃的なストーリーが展開されていく予感がする!本作を手掛けたのは、『フリー・ガイ』(21)や「ナイト・ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィ。近年では、製作総指揮、監督として、Netflixのドラマシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」にも携わった。独創的な世界観で知られる彼が、デッドプールとウルヴァリンの間に、どのような化学反応を起こすのか?マーベル・スタジオが今夏放つ、デッドプールの新たな戦いに乞うご期待。
文/山崎伸子