「SHOGUN 将軍」主演&プロデュースの真田広之が美術からセリフまでこだわり抜いた意気込み「日本人が観て納得できるものに」

インタビュー

「SHOGUN 将軍」主演&プロデュースの真田広之が美術からセリフまでこだわり抜いた意気込み「日本人が観て納得できるものに」

真田が「SHOGUN 将軍」を作る原動力「いまこそ、徳川家康のようなヒーローが必要」

本格アクション俳優として、10代から数々のアクション映画に主演。過激なスタントをこなすことでも知られる真田は、いまも『ブレット・トレイン』(22)や『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(23)など多くの作品でキレ味鋭いアクションを見せている。本作でも研ぎ澄まされた殺陣を演じた真田に、トレーニングや体力維持方法について聞いてみた。「やっているのは柔軟性を養うことと、体力をキープするための運動です。ストレッチ、ウォーキングなど軽い筋トレはしていますが、もう年なので昔のようにハードなトレーニングはしないんですよ(笑)。基本は常にプレーンでいること。作品次第で、肉をつけるも痩せるのもどうにでもいけるよう体や健康をキープすることを心掛けています」と秘訣を明かしてくれた。


【写真を見る】椅子に整然と腰かける姿はまさに“将軍”…貫録を見せる真田広之
【写真を見る】椅子に整然と腰かける姿はまさに“将軍”…貫録を見せる真田広之撮影/黒羽政士

全10話で配信される「SHOGUN 将軍」。真田は本作品をエンタテインメントでありながら、いまだからこそ響くメッセージを持った作品でもあると語る。「初めてこの作品のオファーをいただいた際、『なぜいまなのか?』と考えた時に、虎永のモデルである徳川家康という存在に思い至りました。戦乱の世を終わらせ平和な時代を長きにわたって築いたという、それがとても大きいと。世界が大変な時代を迎えているいま、このようなヒーローこそ必要ではないかと思ったんです。平和を築いた男を描くことによって、メッセージを発信できる。それが『SHOGUN 将軍』を作る原動力になったんです」。

取材・文/神武団四郎

※西岡徳馬の「徳」は旧字体が正式表記

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