『ゴールデンカムイ』続編がWOWOWで連続ドラマに!特報映像は映画のスケールのまま展開
累計発行部数2700万部を突破する人気コミックを山崎賢人主演で映画化した『ゴールデンカムイ』(公開中)。このたび、本作の続編となるドラマシリーズ版第1弾「連続ドラマW ゴールデンカムイ —北海道刺青囚人争奪編—」がWOWOWにて今秋放送、配信されることが決定した。あわせて、ドラマ版のキャラクタービジュアルと特報映像もあわせて解禁されている。
本作は、明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリー。原作では、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバルバトルアクションが展開され、多くのファンを獲得している。独特の世界観から「実写化は不可能」と思われていた本作だが、山崎賢人が主人公の杉元佐一役、山田杏奈がアイヌの少女であるアシリパ役を務める映画『ゴールデンカムイ』が公開されると、動員175万人、興行収入25.8億円を突破するヒットを記録。現在もロングラン上映中となっている。映画版公開直後からそのクオリティから続編を望む声が聞かれていたなか、今回連続ドラマ化が決定した。
第1弾の「WOWOW 連続ドラマW ゴールデンカムイ ―北海道刺青囚人争奪編―」では、金塊の在りかを示す暗号が刻まれた刺青を背負った囚人狩りが本格化していく様子が描かれていく。次々登場するキャラクターたちと、杉元勢、鶴見篤四郎中尉(玉木宏)ら第七師団、土方歳三(舘ひろし)一派との三つ巴の刺青争奪戦が苛烈を極めることに。本作には、映画版のキャストである山崎、山田杏奈、玉木宏、舘をはじめ、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、大方斐紗子、井浦新、ひろしらメインキャラクター全員が続投。さらに、ドラマシリーズ版からは新たにアシリパの最愛の父(アチャ)の友人であるアイヌの男、キロランケ役に池内博之が出演する。また、占いを得意とするミステリアスなアイヌの女、インカラマッ役に高橋メアリージュン、「札幌世界ホテル」の若き女将で、絶世の美女でもある家永カノ役に桜井ユキ、奥山夏太郎役に塩野瑛久らが新たに参戦。映画版に引き続き、制作にはCREDEUS、脚本には黒岩勉が名を連ねる。また、音楽にはやまだ豊に加え出羽良彰、そして監督には映画版の久保茂昭のほか、片桐健滋、落合賢、佐藤洋輔らが参戦することが明らかになった。
今回解禁となった特報映像は「最後に金塊を手にするのは、俺たちだ」という杉元の台詞から始まるもの。いよいよ始まる刺青人皮の争奪戦の激しさを物語るように、各キャラクターたちが険しい表情でそれぞれ武器を構えている。さらに躍動感たっぷりに白銀の世界を駆けるレタラ、再び相まみえる杉元と鶴見も登場。そして、「この時代老いぼれを見たら、生き残りと思え!」と貫禄たっぷりに話す土方、「この刺青人皮争奪戦に大混乱を巻き起こすのだ!」と怪しげになにかを企む鶴見の姿、そして個性溢れる刺青囚人たちの姿など、これぞ「ゴールデンカムイ」といった魅力的な映像が映しだされている。
あわせて解禁されたドラマ版のキャラクタービジュアルには、主人公の杉元を中心に取り巻く総勢17名の個性的なキャラクターたちの姿が。ドラマシリーズ版から参加となるキロランケ、インカラマッ、家永、奥山らの姿も確認できる。
また、ドラマシリーズ化決定に際し、キャスト陣のコメントも到着。主演の山崎は「映画のラストを見ていただいた方は分かるとは思いますが続編であるドラマをやっと解禁することができて嬉しいです」と今回の解禁への喜びを表している。また「映画と同じく杉元佐一を全力で演じました。相棒アシリパさんと出会い、金塊争奪戦の旅はまだまだ続いていきます。ドラマならではの描き方もありとても面白く仕上がっていると思います!!!」と本作への期待を語った。一方、アシリパの山田は「映画に続く、より熱いストーリーと濃いキャラクターを丁寧に、そして大迫力で描いています。そのなかでいろいろなアシリパを演じることができとても楽しかったです」とコメントしている。
未解禁のキャラクターの存在も示唆されているが、今後はどのようなキャラクターの登場が予定されているのだろうか?本作の続報を楽しみに待ちたい。