天国から帰ってきた母との再会を描く『母とわたしの3日間』日本公開!心もお腹も満たされる予告映像|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
天国から帰ってきた母との再会を描く『母とわたしの3日間』日本公開!心もお腹も満たされる予告映像

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天国から帰ってきた母との再会を描く『母とわたしの3日間』日本公開!心もお腹も満たされる予告映像

母娘に訪れたかけがえのない3日間を綴る、愛と奇跡の物語『母とわたしの3日間』が5月24日(金)に日本公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと予告編が解禁となった。

【写真を見る】天国から休暇をもらって降りてきた母との再会を描くファンタジーが展開する
【写真を見る】天国から休暇をもらって降りてきた母との再会を描くファンタジーが展開する[c]2023 SHOWBOX AND STORY FOREST ALL RIGHTS RESERVED.

本作は、天国から休暇をもらって降りてきた母ポクチャ(キム・ヘスク)と、母のレシピで定食屋を営む娘チンジュ(シン・ミナ)の3日間を描くファンタジーストーリー。『薔薇色の人生』、『バンガ?バンガ!』(10)、『僕の特別な兄弟』(19)などのユク・サンヒョ監督が演出を担い、近くて遠い関係である家族間の複雑な感情を描く。また、シナリオは「7番房の奇跡」、『あの日、兄貴が灯した光』(13)、『82年生まれ、キム・ジヨン』(20)などのヒット作で知られる脚本家、ユ・ヨンアが担当した。

監督のサンヒョは脚本に初めて目を通したときに涙が溢れて止まらなかったと振り返っている。「年老いた母のことを思い出すとともに、娘を育てる立場でもあるので自然と物語に没入しました。また、妻にも見てもらったが、彼女も号泣していたので普遍的な物語に違いないと判断しました。人々を癒やせる作品を作りたかったんです」と語った。また、“国民の母”として慕われるベテラン女優ヘスクと、“癒しのアイコン”として愛されるミナが、初めて母娘役で共演。ヘスクは共演したミナとの呼吸を合わせるのに苦労しなかったという。「二ヵ月間の撮影中、呼吸を合わせるためたくさんの会話をしましたが、何もかも話せるくらいに親しくなりました。“本当のお母さん”になったような気がします」とコメントしている。

今回解禁された予告映像では、数多く登場し観るものの食欲を刺激すること間違いない、本作のもう1つの主役でもある料理もフィーチャーされている。映像にはランチョンミート入りキムチチゲ、チャンチクッス(にゅう麺)、大根入りマンドゥ(餃子)などが映し出されている。サンヒョ監督は、ポクチャとチンジュの記憶をつなぐ媒介でもある料理を丁寧に表現したかったとして「すべて家庭料理を選びました。最近の動画配信やドキュメンタリーなどでよく見受けられる見栄えの良い料理ではなく、自然な家庭料理を見せたかったんです。そして湯気をたくさん出すように気を配りました。食べ物は暖かくなければ美味しく見えないでしょう(笑)」とコメントした。


なお、本作のムビチケ前売券(オンライン)は3月15日(金)より発売される。母と娘の愛という普遍的なテーマは、ファンタジーの要素も織り交ぜられどのように描かれているのだろうか?劇場でぜひ本作の体験してほしい。

文/鈴木レイヤ

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