「ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!」描き下ろし漫画と主演俳優パーパ・エッシードゥのインタビューが到着
<キャストコメント>
●パーパ・エッシードゥ(ジョージ役)
Q.「ラザロ・プロジェクト~」シーズン1は大ヒットとなりました。今回シーズン2にあたってどのような話し合いがありましたか?
「脚本家のジョー(・バートン)やキャストたちと食事をしながら、何度も話し合いを重ねました。毎週多くの新作ドラマが公開されますが、そのなかでも『ラザロ・プロジェクト』は斬新な作品だったのではと思います。さらにスケールアップし、新鮮で、謎が深い作品にするにはどうしたらいいか考えました。前作超えの面白さですよ!」
Q.シーズン2のストーリーを教えてください?
「シーズン2は、シーズン1ラストの2秒後から始まり、世界は3週間の無限タイムループから抜けだせない事態に陥っています。また、ジョージの恋人のサラ(チャーリー・クライヴ)はタイムリープが可能になる血清を飲み、ラザロ・プロジェクトの存在を知ることになりました。2人はラザロの本部に行き、ジョージはサラを助けるためにやったことを洗いざらい白状します。結果彼はラザロを即刻解雇され、なんとサラがスカウトされるんです!ジョージはローン・レンジャー的な存在として、名誉挽回のためにこの無限ループを解決しようと単独行動します」
Q.ジョージはラザロに戻りたいのでしょうか?
「シーズン1では、『恋人を救うためなら世界を滅ぼしてもいい!』という、わがままで平凡な男でした。今回は思いあがっているわけではなく、自分には特別ななにかがあると信じているんです。反逆者になりたくはなく、組織に戻りたいと思っています」
Q.シリーズ1からジョージはどう変わりましたか?
「本質的な部分は変わっていません。ロマンチストで、楽観主義者で、ファイターです。でも、ラザロのエージェントたちはみなタイムリープで起こったことに対するトラウマを抱えています。それはジョージも同じです」
Q.シーズン2でジョージの障害となるものは?
「ラザロがどれだけ健全な組織なのかジョージは疑問を感じるようになります。ある意味ジョージの敵でもあります。また、行く先々で彼を殺そうとする男が登場します。その理由がまったくわかりません。最大の課題は、世界がはまり込んだタイムループを解決するにはどうしたらいいかということです」
Q.今回登場する「タイムブレイク・イニシアティブ」とはどんな組織ですか?
「彼らはラザロとは正反対のタイムトラベルに関する理想や哲学、イデオロギーを掲げています。ラザロは、タイムトラベルはコントロールされるべきであり、リセットできるのは1年だけ。7月1日がチェックポイントだと考えています。一方、タイムブレイク・イニシアティブは、タイムトラベルは自由であるべきだと考えています。この両者の違いが、どのような結末になるか楽しみにしてください」
Q.時間軸が複雑なストーリーですが、今回のジョー・バートンの脚本はいかがでしたか?
「彼は本当に頭がいいんですよ。タイムトラベルにパラレルワールドも絡んでくるし、すっかり頭が混乱して、ウィスキーを飲みたくなりました(笑)。でも『どうせやるなら、平凡なものよりも、大胆なことをやろう!』というジョーの才能と想像力を信じています」
Q.肉体を使う役でしたよね。アクションは楽しいですか?
「大好きです!僕はスポーツや体を動かすことが好きなんですよ。演劇学校でも、ムーブメントの授業が好きでした。結果、チャンスも増えましたし、型にはめられる役者にはなりたくないと思っています」
Q.ところで昨年のチェックポイントの日、7月1日にはなにをしましたか?
「キャストのWhatsAppグループに投稿しましたよ!『みんな大丈夫?昨日寝た人いる?』って(笑)」
文/山崎伸子