「サイコーな日だぜ!」「私を覚えてる?」名ゼリフでたどる“マッドマックス・サーガ”!最新作『フュリオサ』にはどんな名ゼリフが?

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「サイコーな日だぜ!」「私を覚えてる?」名ゼリフでたどる“マッドマックス・サーガ”!最新作『フュリオサ』にはどんな名ゼリフが?

【写真を見る】『怒りのデス・ロード』の“真の主役”フュリオサのセリフに込められた真意が最新作で明らかに
【写真を見る】『怒りのデス・ロード』の“真の主役”フュリオサのセリフに込められた真意が最新作で明らかに【初回限定生産】マッドマックス 怒りのデス・ロード コレクターズ・エディション <4K ULTRA HD&ブルーレイセット>(3枚組/豪華封入特典付)5/24発売 8580円(税込)発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント販売元:NBC ユニバーサル・エンターテイメント[c]2015 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

MAD(怒り)度80%!「人生は痛いものよ」

こちらも『怒りのデス・ロード』から。ジョーに囚われていた女たちとシタデルを抜けだし“緑の地”を目指す道中、対峙したマックスの威嚇射撃が女の足をかすめる。そこで痛がっている際にフュリオサがかけたのがこのセリフだ。彼女らは長年捕えられており外の世界の厳しさを知らず、フュリオサがその過酷さを優しくも重い一言で諭す重要なシーンとなっている。(字幕版では「それが現実の世界」)

MAD(怒り)度100%!「きっとたどり着ける」

『怒りのデス・ロード』の劇中でジョー一派に追われ、命がけのカーチェイスを繰り返しながら目的地を目指すがフュリオサ。長年の願望が手の届くところまで来ている時に、ふと口からこぼれるようにつぶやかれたのがこのセリフだ。幼いころに故郷“緑の地”から誘拐され、故郷へ帰ることを目標としているフュリオサ。絶望しかないような世界で一縷の望みにかけ、生き抜こうとする彼女の怒りが理解できることだろう。

若き日のフュリオサを演じるのはアニャ・テイラー=ジョイ
若き日のフュリオサを演じるのはアニャ・テイラー=ジョイ[c] 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.

MAD(怒り)度200%!「奪い返す!」

こちらは最新作『フュリオサ』からのセリフ。前作では語られなかったフュリオサの過去について詳しく描かれ本作では、誘拐され、母までも奪われた彼女の怒りが大爆発。すでに公開されている予告映像では、アニャ・テイラー=ジョイ演じる若かりし日のフュリオサが「奪い返す!」と言って車のアクセルを全開にし大爆走。このセリフに彼女の行動原理であるMAD(怒り)の気持ちが凝縮されているようだ。


MAD(怒り)度MAX!「私を覚えてる?」

最後は前作、今作ともに登場するフュリオサを象徴する一番の名セリフ。『怒りのデス・ロード』では、クライマックスで宿敵ジョーを倒す際の捨てセリフとして発せられ、幼少期からひどい目にあわされてきた彼女が仇に対して最後に吐き捨てることによって名シーンを生みだすこととなった。そして最新作『フュリオサ』でもまったく同じセリフが登場する。

『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日(金)公開
『マッドマックス:フュリオサ』は5月31日(金)公開[c] 2024 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.IMAX[r] is a registered trademark of IMAX Corporation.Dolby Cinema is a registered trademark of Dolby Laboratories.

若きフュリオサが仇に対してこのセリフをつぶやき、復讐を誓う。はたして“MAD度MAX”な彼女の湧き出る怒りはどのような決着を迎えるのか。登場人物の一言一言にありとあらゆる感情が詰め込まれた「マッドマックス・サーガ」。『フュリオサ』を観る際は登場人物たちのセリフの隅々まで注目しながら、怒涛のアクションと崇高なドラマを全身で感じてほしい。


文/久保田 和馬

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