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エディ・レッドメインやジェフ・ゴールドブラムら、メットガラのドレスコードを体現したハイレベル&残念なメンズルック総まとめ!

コラム

エディ・レッドメインやジェフ・ゴールドブラムら、メットガラのドレスコードを体現したハイレベル&残念なメンズルック総まとめ!

ジョシュ・オコナー

圧巻のファッションでこの夜を輝かせた共同ホスト、ゼンデイヤの最新作『チャレンジャーズ』(6月7日日本公開)に出演しているジョシュ・オコナーも、マイク・フェイストと共にメットガラ入り。同作のなかでゼンデイヤの心を射止めたのは…というのは映画を観てもらうことにして、レッド(今回はガーデンがモチーフの緑と白色)カーペット上でファッションによって狙い撃ちできたのは、オコナーのほうだったのかも!?フェイストのルックも悪くなかったのだが、予想通りのフラワーモチーフを、楽しくておもしろいシューズで取り入れたのがよかった。燕尾服の語源のとおり、燕の尾のように裾が長めなロエベもプレイフルだし、その分、首元はシンプルにしたバランス感がよい。メットガラという場では、難しいスタイリングに挑戦したオコナーに軍配が上がった。

ジェフ・ゴールドブラム

ジェフ・ゴールドブラムはキャラクターも今回のテーマにマッチ?
ジェフ・ゴールドブラムはキャラクターも今回のテーマにマッチ?[c]SPLASH/AFLO

いろいろな意味で現実離れしたメットガラと今回のドレスコードに、ファッションのみならず、キャラクターがマッチしていたジェフ・ゴールドブラム。それは、彼の“読解と表現力”がすばらしいから。生配信のインタビューでは、「時間の庭」がどんな美しい話なのかに触れ、これらの花や鳥など3つのブローチをなぜ選んだのかを解説した。ダイヤモンドとパールで構成された華麗なブローチは、ファインジュエリー史に欠かせない宝飾デザイナー、ジャン・シュランバージェによるティファニーのもの。タキシードとつま先がドラマティックなシューズはプラダのもので、カクテルウォッチもジュエリー同様ティファニーだそう。華奢なウォッチは、(女性が身に着けることの多い)カクテル。なかでも夢想的なシェイプを選んだのもすばらしい。物語を解釈して、身体でストーリーテリングすることができるのって、さすがアクターでステキ!

●アダム・モッセーリ

上手に“盛れて”いたのが、Instagram責任者のアダム・モッセーリ。なにがいいって、新進気鋭のニューヨーク・ブルックリン発のブランド、ターナー・フレッチャーを選んだところ。2020年にターナーとフレッチャーのデュオが始めたジェンダーレスのブランドで、インテリアの装飾を服に取り入れる斬新さと、ロマンティックなコレクションに定評がある。ユーモアあふれるアクセサリーが散りばめられたジャケットは、どこか懐かしさも感じられるのに、とってもモダン。とにかくカワイイジャケット!と思ったら、同ブランドのもので納得。やっぱりインスタで見つけたのかな?(笑)。これに決めたモッセーリのセンスに感服!


●ニコラス・ガリツィン

いま、“王子”をやらせたら右に出るものはいない⁉と話題作が続くニコラス・ガリツィン。品格を感じるのは、決して彼のブリティッシュアクセントのせいだけではあるまい。2023年にフェンディ初のグローバル・メンズウェア・アンバサダーに就任した彼だけに、もちろんこの夜も同ブランドを身に纏った。ラペルもフローラルの刺繍も、センシュアル。タグ・ホイヤーのウォッチも彼の色気を引き立たたせ、無駄や余計な装飾はなし。プリンスの貫録は眼福そのもの!

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