【ネタバレレビュー】3話はどうなる?衝撃の展開に謎が深まる「スター・ウォーズ:アコライト」初回&2話を徹底考察!
ジェダイ殺人事件、第二の事件が発生!その裏に隠された真実とは?第2話レビュー
多くの謎を散りばめたまま終わった第1話。続く第2話のオープニングは、メイがオレガ星のジェダイ聖堂に入るところから始まる。彼女の次なるターゲットは、この10年間、ひと言も話していないというマスター・トービン(ディーン=チャールズ・チャップマン)。なぜ彼が狙われているのだろうか?
メイは、目を閉じたまま座禅を組んだ姿で宙に浮かんでいる彼に、第1話のインダーラに対して発した言葉「決着をつけに来た」をぶつけるがなんの反応もないどころか近づけもしない。この沈黙の行は“バラシュの誓い”と呼ばれるジェダイにとってはかなりの苦行で、なんらかの後悔がある時に行うもの。これが実写で取り上げられるのも初めてだ。
トービンに手も足も出ないメイが手に入れようとする武器が毒薬。協力者カイミール(マニー・ジャシント)に毒を提供することをためらわれたメイは「どちらかを丸腰で殺せばマスターは満足する」と発言。これは1話のラストでシスらしい謎の男が言っていた「アコライト(侍者)なら武器を持たずに相手を殺せる」に関係しているように思える。
この毒は大きな役割を果たし、トービンは絶命するが、最期の言葉は「許してくれ。正義だと思っていた」。そういうトービンの左の額から目、頬にかけて深い切り傷が。この傷はどういう状況でついたのだろうか?毒の調達先を突き止めたマスター・ソロたちは、メイを待ち伏せすることに。この時、シリーズのお約束のセリフ「いやな予感がする」をヨードが口にするのを聞き逃しなく!
このエピソードの流れの中で判明するのが、メイの標的。オーシャ曰く、「16年前のあの時、ブレンドクにいた4人のジェダイ。インダーラとトービン、ケルナッカとソル」というわけだ。
かくして始まったのは、ソルvsメイの一騎打ち。ここでもフォースを駆使したアクロバティックなバトルに息を呑むことは間違いない!ソル役のイ・ジョンジェもキレのあるアクションを披露している。ソルはメイに「ジェダイの技を誤解している」「マスターのせいだ。誰から訓練を受けた?」と問い詰める。そんななか、「妹は死んだ!」と絶叫したメイの前に、銃を構えたオーシャが現れる。ということは、2人共お互いが死んだと思い込んでいたよう?2人が生き別れになった故郷ブレンドクで、一体なにが起きていたのだろうか?
ジェダイの目を潜り抜けたメイとカイミールが向かうのは深い緑に覆われた惑星コーファ。ここに次の標的、ケルナッカ(ヨーナス・スオタモ)がいるからだが、その姿はなんとウーキー。実のところ、実写シリーズでウーキーのジェダイ・マスターが登場するのも今回が初めてなのだ。ということはつまり、様々な“初”が散りばめられているのが「スター・ウォーズ:アコライト」。チャレンジングなシリーズということになりそうな予感しまくりだ!