Netflixで今後配信される新作アニメのラインナップが発表!日本関連作を一気にピックアップ
アメリカ、ロサンゼルスのTudum Theaterにて、Netflixのラインナップ発表イベント「Next on Netflix:アニメーション」が行われ、今後配信される新作アニメ情報が一挙に解禁。そのなかから日本関連作を中心にピックアップして紹介していこう。
まずは「宝石の国」や「TRIGUN STAMPEDE」のオレンジがアニメーション制作を務め、「エデン」のクリストフ・フェレら監督がメガホンをとるNetflixシリーズ「リヴァイアサン」。1914年の開戦前夜、生物工学飛行船リヴァイアサンで逃亡中のとある王子と男装の少女の邂逅が歴史を変える。オリジナル・ソングを手掛けるのは、日本が誇る世界的作曲家の久石譲。2025年の配信を予定している。
また、都市生活のすべてが自動化された100年後の東京を舞台に、はみ出しものの主人公たちが巨悪の存在を暴いていくSFシリーズ「Tokyo Override」の制作も決定。国内外で活躍するストーリーテラーの深田祐輔と、タイ出身のヴィーラパトラ・ジナナヴィンが共同監督を務める同作は2024年配信予定。そして、円谷プロダクションとNetflix共同制作の長編CGアニメ映画『Ultraman: Rising』(6月14日配信)からは、新たな場面写真が解禁された。
さらに2023年12月に劇場公開されたスタジオポノックの『屋根裏のラジャー』(23)が7月5日(金)より世界独占配信となり、同じく2023年6月に2部作連続で劇場公開された『劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」』(23)も、<前編>、<後編>ともに8月22日(木)より世界配信。他にも、「ターミネーター」シリーズ初のアニメーション作品となる「Terminator Zero」(8月29日より独占配信)では、日本のProduction I.G.がアニメーション制作を担当する。
日本関連作以外にもザック・スナイダー監督が手掛けるシリーズ「トワイライト・オブ・ザ・ゴッズ 〜神々の黄昏〜」(2024年秋配信)やジョン・ラセターがプロデュースを務める『エイリアンと魔法の絆』(11月22日配信)、アードマン・スタジオの人気シリーズ「ウォレスとグルミット」の待望の新作長編『Wallace & Gromit: Vengeance Most Fowl』など、注目作が目白押し。圧倒的なクオリティであらゆるジャンルを網羅する“Netflixアニメ”から今後も目が離せなくなりそうだ!
文/久保田 和馬