『キングダム 大将軍の帰還』実写日本映画21年ぶりの“興収100億超え”へ、シリーズ最高のヒットスタート! - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
『キングダム 大将軍の帰還』実写日本映画21年ぶりの“興収100億超え”へ、シリーズ最高のヒットスタート!

コラム

『キングダム 大将軍の帰還』実写日本映画21年ぶりの“興収100億超え”へ、シリーズ最高のヒットスタート!

『ルックバック』『それいけ!アンパンマン』は連休中も絶好調

完全に『キングダム 大将軍の帰還』一色に染まった今週、ランキングの2位以下は前週の1位から9位までの顔ぶれだけで構成。前週の上位3作品は、それぞれひとつずつ順位を落とす結果に。

『ルックバック』は興収10億円突破が目前
『ルックバック』は興収10億円突破が目前[c]藤本タツキ/集英社 [c]2024「ルックバック」製作委員会

2位の『ルックバック』(公開中)は公開3週目も好調をキープ。週末3日間で動員11万5000人、興収1億9600万円と、前週比89%の成績。祝日を含んだ累計成績では動員58万6000人、興収9億9400万円となっており、ヒットの基準となる興収10億円突破も目前。

一方、同じく公開3週目で3位となった『映画 それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』(公開中)は、祝日までの累計成績で動員36万3000人、興収4億5900万円を突破。この大ヒットを記念して7月19日(金)からは、シネ・リーブル池袋にて毎週金曜日に「アンパンマンナイト」の開催が決定している。

「大人も観たい!」という声に応え、「アンパンマンナイト」が開催へ
「大人も観たい!」という声に応え、「アンパンマンナイト」が開催へ[c]やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV [c]やなせたかし/アンパンマン製作委員会 2024

普段は作品のターゲット層である乳幼児にあわせて午前中などの早い時間帯の上映回が中心となり、かつ音量小さめ&場内明るめで“映画館デビュー”を応援している「それいけ!アンパンマン」シリーズ。今回の「アンパンマンナイト」では、大人も来場しやすい夜の時間帯に上映回を設定し、通常音量&場内暗転での上映が行われるとのこと。この取り組みが拡大していけば、より鑑賞ターゲットの幅も広がり、さらなる興収アップも期待できそうだ。

そして前週よりワンランクアップの5位にランクインした『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(公開中)は、公開14週目にして累計成績は動員1080万人、興収154億3000万円を突破。日本歴代興収ランキングでは現在15位で、14位にいる『崖の上のポニョ』(08)の興収155億円までは残りわずか。近日中にまたひとつ順位を上げることだろう。


以下は、1~10位までのランキング(7月12日〜7月14日)
1位『キングダム 大将軍の帰還』
2位『ルックバック』
3位『映画 それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』
4位『ディア・ファミリー』
5位『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』
6位『九十歳。何がめでたい』
7位『クワイエット・プレイス:DAY 1』
8位『フェラーリ』
9位『コードギアス 奪還のロゼ 第3幕』
10位『言えない秘密』

今週末は、ミニオンたちの活躍を描くイルミネーション・エンタテインメントの「怪盗グルー」シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』(7月19日公開)、放送開始20周年を迎えた人気バラエティ番組の劇場版『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)、「呪怨」シリーズの清水崇監督の最新ホラー『あのコはだぁれ?』(7月19日公開)などが控えている。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記
文/久保田 和馬

関連作品