ソン・ジュンギが激しいアクションのあとにハグ!西田尚美、岩井志麻子らも賞賛する『このろくでもない世界で』より、メイキング映像到着

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ソン・ジュンギが激しいアクションのあとにハグ!西田尚美、岩井志麻子らも賞賛する『このろくでもない世界で』より、メイキング映像到着

<著名人コメント>

荒涼とした日常で生きる少年と裏社会の孤独な男が出逢い、交流していく
荒涼とした日常で生きる少年と裏社会の孤独な男が出逢い、交流していく[c]2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.

●西田尚美(俳優)

「誰かの優しさも呑み込まれて、それでも人はそこに居続ける。逃げても逃げてもその先は闇。バイクの後ろに乗ったハヤンが 振り返る姿が印象的。ふたりはどこに向かうのか」

●サムギョプサル和田(あやまんJAPAN/エンターテイナー)

「純度の高い強烈なノワール映画。ラストに向けて衝撃が立て続けにドンドコやってきて
『あぁ、こんなろくでもない世界で、、』と私もやるせない涙が流れました」

●長野智子(キャスター/ジャーナリスト)

「人は生まれ育つ環境を選べない。息が詰まるような閉塞感から抜け出だそうとして、わずかに与えられた優しさにすがっても、また沼に足をとられるかのように墜ちてゆく。
主人公の抉れた傷から溢れ出る血は心の叫びと慟哭に重なって、観ている者に痛みが突き刺さってくるようだ。その果てに 主人公が選んだ希望に涙がとまらなかった」

チゴンとヨンギュ、同じ傷を持つ者同士が呼応し合う
チゴンとヨンギュ、同じ傷を持つ者同士が呼応し合う[c]2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.

●野島裕史(声優)

「まさに、ろくでもない世界でしか生きざるを得ない二人、少年・ヨンギュと犯罪組織のリーダー・チゴンとの出会いによって生まれるリアル且つ、胸を締め付けられるような物語。繊細が故に内面を表現するのがとても難しい役でもあるチゴンを見事に演じ切ったソン・ジュンギさん。彼の演技を若い頃からつぶさに観てきた僕としては、さらに深まる役者としての飛躍と変貌を感じさせられた作品だと思います。皆様もぜひご覧ください!」

●下田桃子(MOVIE WALKER PRESS編集長)

「希望はおろか、絶望することも許されない、暴力と非情を煮詰めたノワールムービー。
この企画に惚れ込んだソン・ジュンギの覚悟が全編に満ちているようで、彼が韓国映画界に送り込んだ新鋭監督と俳優たちのフレッシュな才能が爆発している。それこそがこの映画の持つ希望なのかもしれない」

『このろくでもない世界で』は公開中
『このろくでもない世界で』は公開中[c]2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.

●立田敦子(映画ジャーナリスト)

「たったひとりでも心を通わせることができる人がいたなら、たったひとりでも守りたい人がいたなら、人は命を繋ぐことができる。真っ暗な人生の中で、一筋の光があたる奇跡の瞬間を鋭い刃のようなこの作品は見事に浮かび上がらせた。新人監督キム・チャンフンの登場は韓国映画界の層の厚さを証明した」

●高橋諭治(映画ライター)

「偶然の出会いが逃れられない宿命へと変わり、絶望の町を生きる主人公たちの悲劇が加速していく。バイオレンスとエモーションが渾然一体となった韓国ノワールの様式を取り入れ、その密度と強度を極限まで追求した一作だ」

●岩井志麻子(作家)

「隅にいる人はその世界の全体を見渡せると言われているが、彼らにとっては隅こそが真ん中で、暴力と絶望と貧困だけを真摯に見ている。世界のどこかにあるはずのぬるい楽園へたどり着こうとせず、半端な愛や小さな救済を求めず、彼らは強く真っ直ぐにろくでもない世界の真ん中にい続けられるのは、たいしたものだ」

文/山崎伸子


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