キュートな犬たちに釘付け！『DOG DAYS 君といつまでも』が「犬の日」に公開決定

孤独を抱えた人々とチャーミングな犬たちの偶然の出会いが奇跡を起こすハートウォーミングな映画『DOG DAYS 君といつまでも』が、11月1日(金)の「犬の日」に公開されることが決定。メインビジュアル、本予告、場面写真が一挙に解禁された。

きっちりした性格のミンサン(ユ・ヘジン)は、動物病院「DOG DAYS」のせいで自宅周辺に犬の糞が転がっていることが忌々しい。院長のジニョン(キム・ソヒョン)と今日もやり合ったミンサンは、有名建築家ミンソ(ユン・ヨジョン)にたしなめられる。リゾート開発に関わるミンサンは、ミンソを紹介してもらおうと、ジニョンが助けた保護犬、チワワの「車長さん」を一晩預かることに。また、ミンソは散歩中に倒れて愛犬のフレンチブルドッグ、ワンダを見失い、居合わせた配達員のジヌ(タン・ジュンサン)がワンダ探しを手伝う。

その頃、作曲家ソニョン(チョン・ソンファ)とジョンア(キム・ユンジン)の夫妻に養子として迎えられた少女ジユが、迷い犬と出会う。一方「DOG DAYS」には、ゴールデンレトリバーのスティングが担ぎ込まれる。大慌てで連れてきたのは、恋人スジョンの留守中にスティングを預かったヒョン(イ・ヒョヌ)。そこへスジョンの元彼ダニエル(ダニエル・ヘニー)が現れて…。犬を介して出会い、心を通わせる人々の日常が、少しずつ動き始める。

愛犬ワンダだけを心の支えに暮らしている世界的女流建築家ミンソ役に、『ミナリ』(20)で韓国人俳優として初のアカデミー賞受賞を果たした国際派女優ユン・ヨジョン。不動産会社に勤めながら、1階を動物病院「DOG DAYS」に貸し出す犬嫌いの家主、ミンサンを「コンフィデンシャル」シリーズや時代劇『梟ーフクロウー』(22)の演技派ユ・ヘジンが演じる。さらに、様々な人間模様を描くキャストに、キム・ユンジン、キム・ソヒョン、ダニエル・へニー、イ・ヒョヌ、タン・ジュンサンらほか、ミュージカル界トップ俳優であるチョン・ソンファまで、韓国が誇る、世代を超えた主役級の演技派俳優たちがずらりと揃った。

メインビジュアルには、キャッチコピー「ぼくらの出会いが明日を変える」と共にチャーミングなフレンチブルドッグのワンダの顔型を配し、9人の登場人物たちの温かい笑顔があふれるカットもたくさん使用されるなど、感動必須の良質な物語を想起させる。予告編は、動物病院「DOG DAYS」の様子から映し出され、悲喜こもごもの人間と犬たちが集っている。犬を介して出会い、心を通わせる人々の日常が、少しずつ動き始める。キュートな犬たちに釘付けになり、後半にかかる美しい主題歌が巧みに物語を盛り上げていく構成となっている。

つぶらな瞳でジユを見上げるフレンチブルドッグのワンダ、ミンサンの両手に収まるほど小さいチワワの車長さん、コミカルな天然ぶりがかわいいゴールデンレトリバーのスティングたちの姿に、思わず笑みをこぼしてしまう『DOG DAYS 君といつまでも』。俳優たちに負けず劣らずの魅力満載で表情豊かなキュートな犬たちにも注目だ。

文/平尾嘉浩