『エイリアン』VS『ダンケルク』!映画動員ランキングは海外勢2トップが接戦
3連休ながら台風が列島を襲い、荒れ模様の天気となった先週末。9月16・17日の全国映画動員ランキングは、前週に続き洋画大作が首位を獲得した。
初登場の『エイリアン:コヴェナント』は、土日2日間で動員13万8300人、興収1億9400万円をあげ首位奪取に成功。シリーズを生み出した巨匠リドリー・スコット自らが監督を務め、謎に包まれていた“エイリアン誕生の秘密”を解き明かすSFスリラーとなっている。
前週、首位スタートを切った『ダンケルク』は動員13万8200人、興収2億500万円で惜しくも2位に。しかし祝日だった18日を含む3日間の成績では、動員・興収ともに『エイリアン:コヴェナント』を上回り、2週目に入っても興行的には順調だ。
3位~5位は前週2位~4位の『三度目の殺人』、『関ヶ原』、『怪盗グルーのミニオン大脱走』がそのままスライド。『関ヶ原』は18日までの累計興収で19億円、『怪盗グルー』は70億円を突破した。
邦画の新作『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は動員5万2000人、興収7500万円で6位スタート。人気コラムニスト渋谷直角のコミックを『モテキ』(11)『バクマン。』(15)の大根仁監督が実写映画化。映画全編にわたって奥田民生の楽曲を使用しているほか、妻夫木聡や水原希子に加え、新井浩文、安藤サクラ、天海祐希、リリー・フランキーら個性あふれる豪華キャストが脇を固める。
このほか、8位には2005にテレビ放送されたSFアニメ「交響詩篇エウレカセブン」を再構築した『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』がランクイン。2週続けて海外勢が強さを見せた動員ランキング。今週末は邦画の話題作も待機しており、その巻き返しにも注目したい。【トライワークス】