タモンズ、マヂカルラブリーらの“島流し”芸人時代を描く青春群像劇『くすぶりの狂騒曲』12月公開

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タモンズ、マヂカルラブリーらの“島流し”芸人時代を描く青春群像劇『くすぶりの狂騒曲』12月公開

<キャスト、芸人コメント>

●和田正人(タモンズ 大波康平役)

「いまも活躍を続ける、実在のお笑い芸人さんを演じるプレッシャーたるや…公開日が近づくにつれ、大宮セブンファンの皆さまからの無言の圧をズッシリと感じています。ただ個人的には、モノマネ映画にはしたくないなと、舞台の上に生きるお笑い芸人さんを、役者が全身全霊で演じることに意味があるなと。そんな事を大切にしながら、お笑い芸人さんへのリスペクトを持って演じさせていただきました。本作は、くすぶり続ける芸人の、何も変わることのない日々を描いた作品です。強いて言えば、売れない芸人さんの苦悩を売りとした映画です。そんななか、今年のTHE SECONDタモンズ決勝進出。本戦でも準決勝まで勝ち上がる大躍進。欲を言えばですが…映画公開が終わるまで、くすぶり続けて欲しかったです。タモンズさん。笑」

●笑駒木根隆介(タモンズ 安部浩章役)

【写真を見る】東京の劇場でくすぶり続けていたが、今年のTHE SECONDで決勝進出したタモンズ の大波康平と阿部浩章
【写真を見る】東京の劇場でくすぶり続けていたが、今年のTHE SECONDで決勝進出したタモンズ の大波康平と阿部浩章[c]2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

「現場がとても楽しかったです!というとどうかと思うコメントの入りなのですが。本当に楽しかったです。平均年齢40歳前後の、自分も含めてくすぶり率高めの俳優陣が、再現ではなく、自分たちなりの『大宮セブン』を作ろうという、よく分からないモチベーションの高さが充満した現場でした。相方役の和田さんとのプライベート漫才稽古も、まだまだ足りないと思わせてくれるメンバーたちでした。本物ではありませんが、スクリーンの中ではマルチバース『大宮セブン』として存在できているかもしれません。タモンズさん始め、大宮セブンの皆さまと今作の益々の発展を願っております。なんたって現在進行形ですから!」

●タモンズ 大波康平

「くすぶりの狂騒曲を拝見させていただきました。自分がモデルの話なんですが、自分じゃないように見れました。なぜなら和田さんがかっこよすぎたから。あれはさすがに僕じゃないです。タモンズを知らずにこれを見た方が僕を見る機会があっても詐欺やと騒がないでください。和田さんがすごすぎるだけなんで。役者さんや製作陣の皆さんが素晴らしすぎて、あの何をやってもうまくいかなかった時期も意味があったんだと思わせてもらいました。うまくいかないことが悪いことじゃないと教えてもらいました。早く見た方と感想を言い合いたいです。是非映画館でご覧ください」

●タモンズ 安部浩章

「タモンズをモデルにした大宮セブンの映画を撮ると聞いた時は、プロデューサーさんが出世の道を閉ざされたか何かの理由でヤケクソになったのだと思いました。でも出来上がりを観たら本気の大真面目映画でした。タモンズのくすぶりが見事に再現されていました。ただ辞めなかっただけの話をここまでの感動物語に仕上げていただき、本当に恥ずかしいです。本当に嬉しく、本当に恥ずかしいです。本当に恥ずかしいですが、是非映画館で観て下さい!」

●マヂカルラブリー 野田クリスタル

マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上
マヂカルラブリーの野田クリスタルと村上[c]2024「くすぶりの狂騒曲」製作委員会

「本当に恐ろしいのはまだまだ芸人人生は続くというところです。この映画も長い芸人人生の中では序章にすぎません。そんな序章ですらこんなに濃厚な人生を送れるなんてやっぱり芸人はいいですね。タモンズに関しては特にくすぶってきたし、いまもくすぶってるし、一生くすぶってるかもしれません。でも人を笑わせ続けます。狂った芸人人生の一部始終を是非ご覧ください」

●マヂカルラブリー 村上

「この映画を観てどんなことを思って欲しいかと聞かれても別にないですし、いい話なのかどうなのかもよくわかりませんが、とにかく説明できない涙が出てきました。開始数秒で泣きました。僕たち頑張ったよな、なんて思ってないのになぜだか涙が出ました。お笑い芸人を描いた作品は他にもあると思いますが、本当に本当のリアルを描いています。お笑い芸人、お笑いが好きな人、お笑いを目指している人、お笑いをやめたい人、お笑いをやめた人、お笑いに興味がない人全員に見て欲しいです。とにかくタモンズとこの映画が面白いことは間違いありません」


文/山崎伸子

※吉田恵輔監督の「吉」は「つちよし」が正式表記

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