黒木華主演作『アイミタガイ』感動の特別映像!岩井俊二ら各界著名人からの絶賛コメントも

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黒木華主演作『アイミタガイ』感動の特別映像!岩井俊二ら各界著名人からの絶賛コメントも

中條ていによる小説を映画化する『アイミタガイ』が11月1日(金)に公開される。このたび、本作の特別映像が解禁。さらに、著名人からのコメントも到着した。

【写真を見る】映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁に
【写真を見る】映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁に[c]2024「アイミタガイ」製作委員会

主演は黒木華、共演に中村蒼、藤間爽子ら実力派俳優が集結した本作。来年2月に『大きな玉ねぎの下で』の公開を控える草野翔吾監督がメガホンをとり、人間ドラマのアンサンブルを奏でていく。韓国、釜山にて10月2日~11日に開催された第29回釜山国際映画祭では、映画祭を代表する部門の1つでもあるコンペティションのジソク(Jiseok)部門への正式出品されるなど、公開に向けて期待が高まっている。

ウェディングプランナーとして働く梓(黒木)は、ある日突然親友の叶海(藤間)を事故で失う。恋人の澄人(中村)との結婚にも前向きになれずにいた梓は、いつも一番の味方でいてくれた親友との別れを受け入れられず、立ち止まってしまう。娘の死を中々受け止められずにいた叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)も、あるきっかけから叶海が生前どう過ごしていたのか辿ってみることに。誰かを想ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救い、自分の元に返ってくるという“相見互い”の助け合いの心が、出会うはずのない人々を繋げ、小さな奇跡を起こす感動作となっている。

このたび、映画『アイミタガイ』への感動の声を集めた特別映像が解禁になった。映像では、零れる涙を拭う梓とリンクするように、ハンカチで涙を拭う観客の姿と、本作に寄せられた感動の声の数々が、黒木が歌う主題歌にのせて切り取られている。誰かを想った”相身互い”の優しい心と、思いがけない出会いの連鎖は、劇中の登場人物たちを繋げ、そして映画を観た方の「人に優しくしたい」という想いへと繋がっていく。悲しい涙よりも、立ち止まっていた人々の心を灯すあたたかな涙が溢れだすラストをぜひスクリーンでお楽しんでほしい。

映画監督の岩井俊二は「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした」とコメント
映画監督の岩井俊二は「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした」とコメント[c]2024「アイミタガイ」製作委員会

さらに、各界の著名人からのコメントも到着。映画監督の岩井俊二は「僕らははたして、どれだけの人に手を引かれ、背中を押されるのか、そんなことを思うと、胸が熱くなる、そんな映画でした」とコメントを寄せ、瀬々敬久監督も本作を「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、異なった人生模様を見せてくれる」と表現した。脚本家の高田亮は、目に見えない人々のつながりに「いろんな人のいろんな時間が、結びついて混じりあい、新しい空気を吸って生きていく気になる。こんなことが起きて欲しいと思う。知らないうちにもう起きているかもしれない。身近な人を大事にしたくなりました」と声を寄せている。

瀬々敬久監督も本作を「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、異なった人生模様を見せてくれる」と本作を評価
瀬々敬久監督も本作を「万華鏡のような映画だと思う。くるくると回転すると、人と人の絡まり合いが変化し、異なった人生模様を見せてくれる」と本作を評価[c]2024「アイミタガイ」製作委員会

また、三重県、桑名が劇中の舞台になっていることから、三重県出身のお笑い芸人であるニューヨークの屋敷裕政からのコメントも。屋敷は「この映画に出てくる家や道などの何気ない風景がいちいちエモくて堪りませんでした。優しくて、悲しくて、でも最後は前向きになれる素敵な映画でした」とコメント。さらに、医師で作家の鎌田實からは「ウルウルしながら、久々に満ち足りた気分になった。この映画すごい!」と絶賛のコメントが到着した。


突然の親友の死からずっと立ち止まってしまった梓は物語のなかでどのような感動を見出すのだろうか?誰かを想ったやさしい「秘密」が立ち止まっていた人々の心を灯す本作をぜひ劇場で体験してほしい。

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