紅子をライバル視するよどみ(上白石)が店主を務める謎の駄菓子屋たたりめ堂。そこでは“お客が集める悪意“をお代に、恨みや妬みを抱える人間にぴったりなお菓子を提供している。
ずるずるあげもち
前述したヤマ缶詰によってテストに出る問題がわかるようになった雄太だったが、もっと楽をしたいとよどみから「ずるずるあげもち」を受け取ってしまう。「ずるずるあげもち」の効能は、ズルをすればするほどテストの点が上がっていくというもの。ただし、テストの点は上がるが、勉強ができるわけではないから要注意だ。
デッサン汁粉
まどかに追いつきたいという思いが膨らんだ百合子はたたりめ堂で、「デッサン汁粉」を振る舞われる。絵を描く能力は上がるが、周囲の人々の画力を盗み取ってしまう。そんな「デッサン汁粉」の影響で性格も変化した百合子は、まどかに対しあからさまに冷たい態度を取るように。
強欲アンコ
アンコウの形をしたあんこの和菓子「強欲アンコ」。もっと認められたいという気持ちが強くなってしまった陽子は、たどり着いたたたりめ堂でこの「強欲アンコ」に出会う。欲しいものをなんでも手に入れることができる代償に、心は満たされず、自身の強欲さに苦しめられることになってしまう…。
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ほかにもワクワクするふしぎな駄菓子がいっぱい!
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