“史上最悪のパラドックス”を池田エライザ&阿達慶で映画化!『リライト』2025年初夏公開決定

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“史上最悪のパラドックス”を池田エライザ&阿達慶で映画化!『リライト』2025年初夏公開決定

くれなずめ』(21)、『ちょっと思い出しただけ』(22)の松居大悟が監督し、脚本をヨーロッパ企画の上田誠が担当する『リライト』が2025年初夏に公開。特報映像が解禁となった。

【写真を見る】オール尾道ロケを行い、時をかける“タイムリープ”作品の中に、瑞々しい高校時代の青春と謎を散りばめた『リライト』
【写真を見る】オール尾道ロケを行い、時をかける“タイムリープ”作品の中に、瑞々しい高校時代の青春と謎を散りばめた『リライト』[c]2025『リライト』製作委員会

数々の青春映画で若い世代から圧倒的支持を集める松居監督と、『サマータイムマシン・ブルース』(05)など“時間もの”で高い評価を獲得している上田が初タッグを組んだ本作。“史上最悪のパラドックス”として話題となった法条遥による小説「リライト」を原作に、新感覚タイムリープ×青春ミステリ映画として誕生させた。『時をかける少女』(83)へのオマージュを込めて、オール尾道ロケを行い、時をかける“タイムリープ”作品のなかに、瑞々しい高校時代の青春と、謎を散りばめたミステリを混在させている。

“史上最悪のパラドックス”として話題となった法条遥による小説「リライト」
“史上最悪のパラドックス”として話題となった法条遥による小説「リライト」

主人公の美雪を演じるのは、多くの映画やドラマに出演し、最近では「地面師たち」や「海に眠るダイヤモンド」での好演も話題の池田エライザ。高校時代とその10年後を鮮やかに演じ分けた池田は、「美雪として過ごした日々は1年以上経ったいまも鮮烈に残っています」とコメント。そして300年後の未来からやって来た転校生、保彦を演じるのは、ジュニアとしても活動している阿達慶。舞台やコンサートで活躍するなか、映画は本作が初出演ながらも“未来人”という難しい役どころを丁寧に演じている。阿達は「少し違った空気感を纏うことに、いろいろと試行錯誤したことを覚えています」と撮影を振り返っている。

併せて公開された特報映像は、美雪が10年前からタイムリープして来る自分を待っているシーンからスタート。しかし、いくら待っても来なかった。高校時代に未来人の保彦に恋をした思い出、そして10年前の自分はなぜ来なかった?誰かが過去を書き直し(リライト)たのか?瑞々しく爽やかな夏の尾道を舞台に贈る『リライト』。続報に期待してほしい。


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