『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』松山ケンイチ、染谷将太のイエス&ブッダコンビがあなたのお悩みを解決します!
“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートで二人暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する日常を描く、中村光のギャグ漫画「聖☆おにいさん」初の実写映画『聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~』(公開中)。
映画のために原作者の中村が描いた「聖☆おにいさん」史上初の壮大な長編シリーズ「スクリーンへの長い途(みち)」を完全実写化。ゆるい日常を描くショートストーリーとは少し異なる「聖☆おにいさん」の物語が展開する。
MOVIE WALKER PRESSでは、イエス役を演じる松山ケンイチとブッダ役を演じる染谷将太を直撃!Xにてユーザーからの質問を募り、イエス松山&ブッダ染谷からアドバイスをもらう“AMA”(=Ask Me Anythingの略)を実施。下界でバカンス中にもかかわらず「なんでも訊いちゃって!」と快く企画に乗ってくれた“神の子イエス”と“仏の悟りを開いたブッダ”からのありがたいお言葉と、松山&染谷からのためになる助言をお届け!
神と仏を演じた松山さんと染谷さんですが、これまで神がかってた出来事、神様や仏様のおかげかも?と思うような奇跡的な体験などはありますか?(40代/女性)
松山「結構現場ではそういう体験あるよね」
染谷「ありますね」
松山「三谷幸喜監督の『ザ・マジックアワー』みたいなことが実際の現場でも起きたりするけれど、あれってなんだろうね。本番中の研ぎ澄まされた環境で、普段の生活では気づかなかったことをキャッチできているだけなのかもしれないけれど。『これ、奇跡だな』って思うことは本番中、意外とよくあるよね?」
染谷「松山さん、なんか多そう…」
松山「そう?確か、『聖☆おにいさん』でもあったよね?いまでも覚えているけれど」
染谷「ろくろ?」
松山「あれはびっくりしたよね。リハの時に、電動ろくろのスピードをマックスにしたらどうなるのかと思っていじっていたら、台に乗せていた粘土がビューンって飛んで手を洗う場所に飛んでいってポトンと落ちるっていう」
染谷「神がかってましたよね」
松山「福田監督から『それ、本番中にやってよ!』ってすごくガッカリされて(笑)」
染谷「『もう1回やって!』とねだられて。でも結局ちゃんと落ちるっていう」
松山「あと、今回の映画だとやっぱり(佐藤)二朗さんかな」
染谷「まあ、そうなりますね」
松山「あれは奇跡なのか」
染谷「事故かな(笑)」
松山「マイクが…、というのは映画でご確認ください!」
染谷「あと、撮影中に望んでいる天気になることもありますよね。地球が終わる日みたいなシーンの撮影で、本当にこの世の終わりのような夕日が出たことがあって。そういう引き寄せのようなことは、撮影ではたまにある気がします」
イエスとブッダを演じていて、普段の自分と似ているところはありますか??(20代/女性)
松山「イエスは好奇心旺盛で、いろいろやってみるけれどかなり飽き性です。ろくろもすぐに飽きちゃったし、うまくできないと一気に冷めちゃうタイプ(笑)。僕もちょっとそういうところがありますね。1回熱が冷めてしまうと、なかなか元に戻れない。同じ集中力を発揮することはできないんです」
染谷「ブッダはツッコミタイプですが、僕もどちらかというとそうなんです。ツッコミタイプではあるけれど、自分が意図していないところで天然が出て、逆にツッコまれる(笑)みたいなことは多々あって、ブッダと似ているなって思います」