【ネタバレあり】本性を出したジョッド、目的はいったい?最終話に向け「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」全話プレイバック!

コラム

【ネタバレあり】本性を出したジョッド、目的はいったい?最終話に向け「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」全話プレイバック!

故郷そっくりだけど全然違う…ニールと少女の交友が描かれる第4話「アト・アティンは記憶にねえ」

故郷によく似ているが、荒廃してしまった惑星アト・アクラン
故郷によく似ているが、荒廃してしまった惑星アト・アクラン[c]2025 Lucasfilm Ltd.

第4話で一行は隠された9つの惑星の一つ、アト・アクランに到着する。景観は故郷のアト・アティンによく似ているが、ここではトロイクとハッタンという勢力が内戦をくり広げていた。トロイクのストリックス将軍(マチュー・カソヴィッツ)の娘ヘイナ(ハラ・フィンリー)と出会った4人は、星図情報と引き換えに彼らの兵士として働くことになる。争いが絶えないこの星では子どもでも戦士としてかり出されていたのだ。

戦争ごっこ気分で射撃の訓練をするウィムら3人に対し、ニールは1人冷めていた。ヘイナは彼が小火器では物足りないのだと勘違いして旧共和国時代の砲台に案内するが、逆にニールから戦争は無益な行為だと諭されてしまう。やがて4人は最前線にかり出されるが、宇宙船で留守番をしていたジョッドの活躍で争いは一時的に緩和された。

“保護者”としてのジョッドの一面が見えるエピソードだった
“保護者”としてのジョッドの一面が見えるエピソードだった[c]2025 Lucasfilm Ltd.

ジョッドと4人は星図が彫られている“落ちた聖域”と呼ばれる施設を訪問するが、アト・アティンの星図だけ削り取られていた。それは“お宝”の場所を隠すため海賊船のかつての船長の命令で、SM-33が削ったものだった。彼のメモリーに星図が記録されているか調べるため、ファーンはSM-33をリセット。その結果SM-33はすべての記憶を取り戻したが、アト・アティンの星図はなく、おまけにこの星を探す者を皆殺しにしろという命令を実行しはじめた。しかし武器を手にしたニールの命がけの活躍で、SM-33を食い止めることに成功する。争いごとが嫌いなニールが、アト・アクランに小さな希望をつないだり、仲間のために武器を取るなど彼がキーパーソンとして活躍した。

伝説の海賊の秘密基地に潜入!第5話「お前たちは海賊を分かってない」

ライトセーバーがついに登場!やはりジョッドは元ジェダイ?
ライトセーバーがついに登場!やはりジョッドは元ジェダイ?[c]2025 Lucasfilm Ltd.

第5話はアト・アティンをめぐる攻防戦を描いたスリル&アクション満載のエピソードだ。記憶を取り戻したSM-33は、この宇宙船が銀河を震撼させた海賊タック・レノッドの海賊船オニックス・シンダー号だと4人に告げた。そしてアト・アティンの星図はスカル・リッジ山の隠れ家に保管されているという。

隠れ家のある惑星に到着した一行は、そこがスパを中心にした保養施設ラニューパに生まれ変わっていたことを知る。そこで彼らは客として施設に潜入し、レノッドの隠れ家を探すことにした。しかしボーゴの一件で指名手配されていたジョッドたちは、賞金稼ぎポキット(ケリー・マクドナルド)の通報で駆けつけたガンターらブルータスの部下に追われることになる。

『グーニーズ』などを彷彿とさせる大冒険も展開!
『グーニーズ』などを彷彿とさせる大冒険も展開![c]2025 Lucasfilm Ltd.

数々のトラップや追っ手を切り抜けた一行は、レノットの隠れ家でついにアト・アティンの星座を入手。ところがジョッドは4人を裏切り、ひとりアト・アティンに向かおうとする…。「インディ・ジョーンズ」風の宝探しが楽しめる本エピソードでは、「ダッシュ・ゼンティン」という新たな名前も判明したジョッドが本性を現しウィムたちを裏切るなど、波乱の展開に発展。アト・アティンが“宝が眠る惑星”と呼ばれる所以が、クレジットを作り出す造幣局があるためだったと明かされた。


ジョッドに裏切られた子どもたちが大奮闘!第6話「また友達がいなくなる」

デカすぎる…巨大クリーチャーが子どもたちを襲う
デカすぎる…巨大クリーチャーが子どもたちを襲う[c]2025 Lucasfilm Ltd.

第6話はKBにスポットを当てると同時に、クライマックスに向け大きくドラマが動きだす。ウィムたちを残しオニキス・シンダー号に乗り込もうとしたジョッドは、ガンターに捕らわれてしまう。ジョッドは海賊裁判でブルータスから死刑を言い渡されるが、アト・アティンの話を明かし一緒にお宝を取りに行こうと持ちかけた。

一方のウィムたちはダストシュートでスパの外に投げだされていた。崖を登りオニキス・シンダー号に戻ろうとしたファーンだが、常に彼女に従ってきたKBが反対。ウィムとKBは崖を回避して回るルートを選択した。ところが途中でKBはメカトラブルで動けなくなってしまう。崖に登れないと悟った彼女は、唯一の友だちであるファーンを失いたくない想いで、あえて彼女と別行動を取ったとウィムに吐露。そんなKBのためにウィムは必死にパーツをかき集め、修理を行った。そのころファーンも足が短いため崖のはしごをうまく登れないニールから、自分の勝手な思い込みで周囲を振り回していたことに気づかされていた。

子どもたちの関係性がより深まるエピソードだ
子どもたちの関係性がより深まるエピソードだ[c]2025 Lucasfilm Ltd.

なんとかオニキス・シンダー号にたどり着いたファーンたちは、巨大なモンスターに襲われていたウィムとKBを間一髪で救出。ジョッドもSM-33もいないなか、4人は自分たちだけでオニキス・シンダー号を操縦し故郷に向けて出発した。これまで目立たない存在だったKBが存在感を発揮。監督はブライス・ダラス・ハワードで、KBとファーンの対立や和解など、子どもたちの内面に迫る描写も見どころだ。

未知の銀河で大冒険がはじまる!特集「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」【PR】
作品情報へ