キャメロン・ディアスが10年ぶりにカムバック!セクシーかつキュートな魅力でハリウッドを席巻したスターの歩みを振り返る
『バック・イン・アクション』で10年ぶりにハリウッドにカムバック!
さらなる進化を期待させたディアスだったが、2014年12月公開の『ANNIE アニー』の翌月に結婚すると、事実上の引退状態に突入。ハリウッドを去った理由について「自分の人生なのに自分で管理できていない部分がたくさんあったと気づいたから」と、女優業で疎かにしてきた部分を見つめ直すためであることをケビン・ハートのインタビュー番組で告白。
それでも完全引退宣言はしてこなかった彼女は、『ANNIE アニー』でも共演した盟友ジェイミー・フォックスの説得により、『バック・イン・アクション』でカムバック。これが3度目の共演となるフォックスとディアス扮する元CIA諜報員の夫婦が、身元がバレたことを機に危険な世界へ舞い戻る。
10年前から時が止まっているかのような美貌を誇るディアスは、久しぶりの戦いを楽しむような快活な表情を浮かべたかと思えば、若者に「おばさん」と言われブチ切れるなど、感情豊かにキャラクター像を表現。自身の境遇と重なるようなキャラクターだけに説得力も抜群だ。
キレのあるアクションもこなすなど、10年というブランクを感じさせないスター性とデビュー当時から変わらないチャーミングな魅力を放っているキャメロン・ディアス。今後、本格的に活動復帰を果たすのかは不明だが、シリーズを通じてフィオナ姫の声優を務めてきた「シュレック」シリーズの16年ぶりの新作『シュレック5』でも続投するとのことなので、まずは『バック・イン・アクション』を観て、復帰を祝いたい。
文/サンクレイオ翼
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