ハッタリとIT技術で1兆ドルを稼ぐ!トリリオンゲーム社が仕掛ける大胆不敵なマネーゲームをプレイバック

コラム

ハッタリとIT技術で1兆ドルを稼ぐ!トリリオンゲーム社が仕掛ける大胆不敵なマネーゲームをプレイバック

ソシャゲ開発の資金20億円をハルが持ち逃げ!?

「ヨリヌキ」事業の成功も束の間、ドラゴンバンクが「ヨリヌキ」を盛大にマネしたビジネス「花ヴィーナス」を始めたことで、蜜園フラワーの売り上げは激減してしまう。

このことを受け、ハルは次なるプランとして、ソーシャルゲーム事業への参入を決定。大手ゲーム会社の買収を試みるも、まったく相手にされないなか、経営危機に陥っているゲーム会社「SAKUSAKULAB」と出会う。そして、社長である桜(原嘉孝)の心を掴みゲーム開発に乗りだすことに。さらに、ドラゴンバンクの大人気ゲーム「ドラ娘」の開発プロデューサーを引き抜く計画も企て始める。しかし、このゲーム事業は資金を集めるためのダミー。集まった開発資金20億円を持ち逃げしたハルに怒りを覚えたガクは、ハルの力を借りずに桜たちと最高のゲームを作る決意を固める。

ハルの真のねらいは、祁答院の古巣である大手芸能事務所ゴッド・プロモーション(ゴップロ)を買収すること。社長の神(塚本高史)を退陣に追い込もうと、株主たちの委任状集めに奔走するのだった。

100億円をつぎ込み、ネットテレビを開局!

事業を拡大するたび、ハルとガクの周りには個性豊かで頼れる仲間たちが増えていく
事業を拡大するたび、ハルとガクの周りには個性豊かで頼れる仲間たちが増えていく[c]2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

ゴップロの買収と「ドラ娘」開発者の引き抜きを成功させ作り上げたソーシャルゲーム「プチプチアイランド」は大ヒット!収益100億円をつぎ込み、ハルはネットテレビ「トリリオンTV」を開局する。ゴップロのタレントを起用した宣伝効果で、大口のスポンサーもつく。また、ハルとガクは制作会社の報道プロデューサーとして働く功刀(津田健次郎)と地上波テレビ局の人気アナウンサー、あかり(百田夏菜子)に接触。彼らをテレビ事業に引き抜くことに成功し、ゲーム事業とテレビ事業で収益を大幅に伸ばしていくのだった。

一方、桐姫がCEOとなった動画配信サービスのD-REXはアジアの大手家電メーカーと業務提携し、テレビのリモコンに専用ボタンを設置。月額料金を1年間完全無料にすると会見で発表し、トリリオンゲーム社に宣戦布告を突きつける。

そんななか、ハルは人気アニメスタジオ「ポポラ」の新作の独占配信を交渉。噂以上にわがままなポポラの監督、宇佐美マリ(麻生祐未)を口説き落とし話題となった。


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