ハッタリとIT技術で1兆ドルを稼ぐ!トリリオンゲーム社が仕掛ける大胆不敵なマネーゲームをプレイバック

コラム

ハッタリとIT技術で1兆ドルを稼ぐ!トリリオンゲーム社が仕掛ける大胆不敵なマネーゲームをプレイバック

700億円の買収提案を拒否!キャッシュレス決済事業で天下を目指す

ハルとガクの前に立ちはだかるドラゴンバンクの創始者、黒龍一真(國村隼)
ハルとガクの前に立ちはだかるドラゴンバンクの創始者、黒龍一真(國村隼)[c]2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館

宿敵である黒龍一真(國村隼)から直接呼びだされたハル、ガク、祁答院は、トリリオンゲーム社の株式を700億円ですべて買い取ると買収話を持ちかけられる。しかし、3人の答えはNO。次なる事業としてキャッシュレス決済事業に目を付け、QRコード決済サービス「トリンリンPay」を開発。天下を取ろうと動きだす。

一方、実の父である黒龍一真から子会社のスーパーマーケットチェーンに異動させられた桐姫は、ドラゴンバンクの電子マネー「ドラコ」を使った新戦略を思いつく。そこでハルは桐姫とタッグを組み、キャッシュレス決済事業に参画することに。事業は順調かのように見えていたが、ここでまさかのトリリオンゲーム社の全ユーザー情報が漏洩するというハプニングが。会社の信用は地に落ち、売り上げも激減する。

夢の1兆ドルを目指し、「ドラゴンバンク」へ王手をかける!

突然のアクシデントに、打つ手がないハルとガクと祁答院に、再び黒龍は会社を手放すよう迫る。数日後、ドラゴンバンクがトリリオンゲーム社を買収。呆然とするガクたち社員の前に、誰もが予想だにしない行動に出たハルが現れて、とある作戦を持ちかけるのだった。その結果、ハルとガクはついにドラゴンバンクを乗っ取ることに成功。しかしその代償に、ハルは表舞台から姿を消してしまう…。

時には仲間すらもだまされるようなハッタリをかますハル
時には仲間すらもだまされるようなハッタリをかますハル[c]2025劇場版『トリリオンゲーム』製作委員会 [c]稲垣理一郎・池上遼一/小学館


アパートの一室から始まった会社がどんどんと大きくなっていくさま、そして壮大なスケールで描かれるマネーゲームが魅力の「トリリオンゲーム」。劇場版では、ドラマ以上のスケールで物語が展開するので、観逃さないでほしい!

文/於ありさ

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