トム・ハーディ、『スパイダーマン』スピンオフでヴェノム役を演じることが判明
『スパイダーマン』シリーズのスピンオフ作品として、スパイダーマンの敵、ヴェノムを題材にした新作『ヴェノム(原題)』の製作が進む中、今回主役を演じるトム・ハーディは、モーションキャプチャーを使ってヴェノム演じている事が明らかになった。
このニュースは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役や、『猿の惑星』シリーズのシーザー役を演じ、自らもモーションキャプチャの制作会社The Imaginarium Studiosを運営する俳優、アンディ・サーキスがYahooのインタビューで明かしたことが情報源である。
アンディ・サーキスは「演技は演技だ。『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』でモーリスを演じたカリン・コノヴァルや、スティーヴ・ザーンはもちろん、今となっては『BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント』で巨人をマーク・ライランスが演じ、マーベル映画の有名俳優もモーションキャプチャを使っている。トム・ハーディだって、新しい役柄をモーションキャプチャを使って演じているんだよ。これは演技の素質を問いかけることになるね。衣装やヘアメイクをして演技することと、モーションキャプチャ用のスーツを着て演技することに違いはないんだ。その事を俳優に賞を与える団体も理解する必要があるよ」と語った。
ヴェノムは『スパイダーマン3』にも登場した地球外生命体で、寄生した宿主の能力をコピーし、姿を変化させられるキャラクターのため、俳優の表情や動きをデジタル的に記録、再現するモーションキャプチャーが使われることは驚きではない。トム・ハーディの演じるヴェノムがいかにスクリーンで表現されるか期待したい。【文/小池かおる】
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