山寺宏一&山崎育三郎『美女と野獣』の世界がさらに広がる、新旧“野獣”夢の対談が実現!
不朽の名作を「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン主演で実写映画化した『美女と野獣』。日本では今年4月に公開され、興行収入120億円突破の大ヒットを記録した大ヒット作だ。
10月4日から発売となった本作のMovieNEXは、オリコン週間Blu-ray Discランキングで初登場1位を獲得しただけでなく、実写作品歴代3位となる初週売り上げを記録。TSUTAYAのレンタルランキングでも、歴史的大ヒット作『君の名は。』の首位記録を11週目でストップさせるなど、今なお『美女と野獣』旋風は続いている。
魔女の呪いによって野獣に姿を変えられてしまった王子。彼にかけられた呪いを解くためには、魔法のバラの花びらが全て散る前に誰かを心から愛し、そして愛されることだった。ところが、心を閉ざした王子は城に閉じこもっていた。そんなある日、彼の前に聡明で美しい女性・ベルが現れる…。
1991年に制作されたアニメーション版の『美女と野獣』は、アニメーション映画としては史上初めてアカデミー賞作品賞にノミネートされた、歴史的な一本。その翌年に日本でも公開され、今年はちょうど公開25周年の記念すべき年なのである。
その日本語吹替版アニメーションで野獣の声を務めたのは、声優以外にも俳優やタレントとしてマルチに活躍している山寺宏一。そして、今年公開された実写版で野獣の声を担当したのは、舞台俳優として注目を集め、テレビドラマなどに引っ張りだことなっている俳優・山崎育三郎。このたび、アニメーション版と実写版、それぞれで野獣を演じた2人の夢の対談が実現し、その一部が明らかになった。
映像の中で、山寺のことを「憧れの方」と語る山崎に「大好きなので、お会いするのを楽しみにしていた」と喜びをあらわにする山寺。意外にも初対面だという2人は、互いに野獣のイメージカラーであるブルーを基調にしたスーツで登場。「野獣同士腹割って色々話したいと思います!」という山寺の言葉通り、作品へ込めた2人の想いが熱く交わされていく。
「当時はアニメでもここまで出せるんだと思った」と25年前の吹替え収録を振り返る山寺。山崎もまた「実写では野獣の心情の変化が明確になっていて、心を揺さぶられる。演じられている心を掴みたいと思って演じた」と、実写吹替の難しさを明かす。
さらに、お気に入りのシーンの話や、アニメ版と実写版ともに音楽を担当しているアラン・メンケンが来日した際のエピソードなど、ここでしか聞けない貴重なトークで盛り上がる2人。そして、偶然にも2人が“野獣”を演じたときに31歳だったという共通点も明らかに。
この対談の全容は、MovieNEX購入者限定のスペシャルサイトで本日11月7日より配信される。さらに『美女と野獣』の世界に迫ったエピソードや裏話が盛りだくさんの“新旧野獣”によるトークは、本作のファンならずとも必見だ。【文/久保田和馬】