“アベンジャーズ”の生みの親、スタン・リーからマーベルファンへ最高のクリスマスプレゼント!
これまで公開された17作品の全世界累計興行収入は135億ドルを突破し、映画史にその名を刻みつづけている「アベンジャーズ」シリーズ。このたび、シリーズの生みの親であるスタン・リーから、とびきり豪華なクリスマスプレゼントが届けられた。
それは、ファンのために作られたマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品の名シーンが詰まった特別映像。『アイアンマン』(08)から今年公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』まで、人気作品の傑作シーンが次々と映し出されるこの映像を観れば、初めてMCUと出会った時の感動が蘇ること間違いなしだ。
この特別映像のテーマは「なぜ彼らはヒーローと呼ばれるようになったか」、そして「最強チーム“アベンジャーズ”がなぜ必要とされるのか」。かつてスタン・リーが「彼らはヒーローである前に、ひとりの人間なのだ」と語ったように、彼らが持つ人間性や意志、様々な葛藤が伝わってくる芳醇な映像に仕上がっている。
まず、小柄で弱々しいスティーブ・ロジャースが、スーパーソルジャー計画の被験者となり“キャプテン・アメリカ”になっていくシーンに始まり、トニー・スタークがパワードスーツを開発し“アイアンマン”になっていく様子。彼ら“アベンジャーズ”の原点ともいえる重要なシーンが映し出されていく。
さらに、ハルクはもちろんのことソーや、スターロード率いるガーディアンズの面々。アントマンにファルコン、ドクター・ストレンジなども登場。そして、昨年ついにMCUの仲間入りを果たしたスパイダーマンも登場するだけあって、マーベルファンはもちろんのこと、まだこのシリーズと出会っていない人も、これを観ればシリーズ作品を観たくなるはずだ。
そして映像の終盤には、最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で“アベンジャーズ”と戦う最強の敵・サノスが登場。「戦争を始めるがよい」という台詞を残し、ゆっくりと幕が閉じられていく。
2018年4月27日(金)から公開されることが決定した最新作は、先日予告編が解禁されるやいなや、24時間で2億3000万回も再生されるほど世界中が大熱狂。また、世界最大級のポップカルチャーイベント“東京コミコン2017”に出展されたマーベルブースは、連日大盛況となるなど、その期待は日に日に勢いを増している。
いまだその全貌が明かされていない『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』。公開までまだ時間があるだけに、この特別映像やシリーズ17作品を観返して、最新作に万全の状態で臨んでみてはいかがだろうか。
文/久保田和馬