2018年はアベちゃんイヤー!ノッてる50代・阿部寛は年始から出演ラッシュ!!
モデル出身の端正なルックスと抜群の演技力、そしてユーモラスなキャラクターでおなじみの阿部寛。2018年の前半は、東野圭吾原作「新参者」シリーズの完結編『祈りの幕が下りる時』(1月27日公開)を含め、4本の出演作が公開に。今年54歳の阿部だが、2018年が最も勢いのある一年になりそうな予感!
俳優・阿部寛のルーツは漫画の映画化作品!
阿部は1983年に「集英社第3回ノンノボーイフレンド大賞」で優勝し、その後ファッション誌のモデルとして活躍。1987年に映画『はいからさんが通る』で主演の南野陽子の相手役を務めたほか、1990年には『孔雀王アシュラ伝説』で映画初主演、以降は舞台への進出や大河ドラマへの出演などで着実にキャリアを積んだ。2000年に仲間由紀恵と共演したTVドラマ「TRICK」ではコミカルな演技を披露し新境地を開拓。2000年以降は、現代劇や時代劇、二枚目から三枚目まで演じられる実力派俳優としての地位を確立した。
阿部寛の当たり役・加賀恭一郎再び
そんな彼の新たな代表作となった作品が「新参者」シリーズ。2010年放送のTVドラマより主人公の刑事・加賀恭一郎を演じ、阿部の当たり役として注目を集めた。完結編となる『祈りの幕が下りる時』では、女性の絞殺事件が発端となり、これまで描かれることがなかった加賀の過去も明らかに。捜査の進展とともに彼の失踪した母親が浮かび上がってくるなど、加賀自身が物語の“カギ”になっている。
阿部寛、阿倍仲麻呂を演じる
続いては、中国の巨匠チェン・カイコー監督がメガホンをとった日中合作の歴史スペクタクル大作『空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎』(2月24日公開)。本作では歴史上の人物・阿部仲麻呂に扮し、染谷将太演じる修行僧・空海と共に巨大な謎に迫っていく。
阿部寛、吉永小百合の夫役に
また、滝田洋二郎監督作『北の桜守』(3月10日公開)では、吉永小百合演じる江蓮てつの夫役に。てつやその息子に大きな影響を与える役ということで、阿部がどのような夫、父を演じているのか気になるところだ。さらに、5月18日(金)公開の主演作『のみとり侍』では生真面目過ぎる侍を演じている。
どんなキャラクターでも演じこなし、観る者を虜にさせる不思議な魅力を放つ阿部寛。50代にして止まることなく存在感を発揮し続ける彼の活躍を、2018年もしっかりチェックしておこう!
文/トライワークス