映画に熱くなる10日間が今年もやってくる!第31回東京国際映画祭が開催決定
1985年の初夏に第1回が開催され、昨年ついに第30回という大きな節目の年を迎えた東京国際映画祭。六本木ヒルズをメイン会場に開催された昨年の映画祭は、アニバーサリーイヤーとしての祝祭感ある新たな企画の導入などにより、前年度を上回る20万1790人が来場。
会期中にはジャンルも製作国も様々な231作品が上映され、メイン部門のひとつであるコンペティション部門では、88の国と地域から寄せられた1538本の中から選ばれた15作品が上映された。
同部門では日本のテレビCMでもおなじみの俳優トミー・リー・ジョーンズが審査員長を務め、最優秀賞である東京グランプリをトルコのSF映画『グレイン』が、来場者の投票で決定する観客賞を現在公開中の日本映画『勝手にふるえてろ』が受賞したことも記憶に新しい。
そして今年、新たなスタートとなる第31回東京国際映画祭。10月25日(木)から11月3日(土・祝)までの10日間、TOHOシネマズ六本木やEXシアター六本木をメイン会場に開催されることが決定した。
「アートとエンターテインメントの調和」をスローガンに「映画を観る喜びの共有」「映画人たちの交流の促進」「映画の未来の開拓」の3つをビジョンとして掲げる東京国際映画祭。
今年もさらに充実したプログラムが予定されており、世界中の映画祭で注目された話題作をいち早く観ることができたり、普段なかなか観ることのできない国の作品と出会えるなど、映画ファンにはたまらない10日間となるはずだ。
文/久保田和馬
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