土屋太鳳、大ヒットに大喜び!関係者に幸せが訪れる“ハチハナ”現象に「あやかって幸せになりたい」

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土屋太鳳、大ヒットに大喜び!関係者に幸せが訪れる“ハチハナ”現象に「あやかって幸せになりたい」

この冬一番泣ける映画として口コミで話題が広がり、興行収入20億円突破するヒットを記録している“ハチハナ”こと『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が14日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2で開催。劇中で、結婚を間近に病に倒れた麻衣役を演じた土屋太鳳と、監督の瀬々敬久が登壇。

本作は2015年にYoutubeに投稿された、あるカップルの実話を映画化した感動のラブストーリー。病に倒れ意識不明に陥った花嫁の麻衣と、彼女の回復を祈りながら待ち続けた新郎の尚志に、8年の歳月を経て訪れる“奇跡”を描きだす。

艶やかな緑色の振袖姿で登場した土屋は「あけましておめでとうございます」と元気一杯に挨拶。「まさかもう一度ご挨拶ができるなんて想像していなかったので、とてもうれしいです」と笑顔でコメントすると、完成披露や初日にも披露してきた定番のフレーズで自己紹介した。

公開から1か月で様々な反響をもらったことを満面の笑みで振り返った土屋は、本作に関わったスタッフや関係者に結婚や出産などおめでたいことが続いていることを明らかにし「その幸せにあやかって私も将来幸せになれたらいいなと思います」と語った。

一方で今日から始まった大相撲の初場所が気になって仕方がないという瀬々監督は「土屋さんの晴れ着姿を見れたので、相撲を見ずに来てよかったです」と会場の笑いを誘う。そんな瀬々は、年末に土屋がブログにアップしていた、1人でこっそり映画館に足を運び、本作を観ていたという話題に触れた。

瀬々から「ばれなかったですか?」と訊ねられた土屋は「全然ばれなかったです」と笑顔を見せると「誰もエンドロールで帰らなかったことがうれしかった。終わった後に感想を盗み聞きしたら、うれしい言葉をみなさん言ってくれていた」とコメント。そして「自分の作品は必ず一回はちゃんと劇場に観にいくようにしています」と明かした。

締めの挨拶で瀬々は「この映画は命の映画。実際にあったお話ですので、勇気のある場面が何度もあった。勇気と愛情を持って作品に参加していただいてこういう映画ができました」と土屋に感謝の言葉を述べると、大ヒットへ導いてくれた観客に向けても「命について考える機会になっていただければうれしいです。今後も愛し続けてください」と感謝を述べた。

また舞台挨拶の最後には、劇場に集まった500名を超える観客全員に、手渡しで大ヒット記念の大入袋をプレゼントするというサプライズを決行。観客ひとりひとりと作品に込めた愛情を分かち合った2人は、“ハチハナ”ブームが末長く続いていくことを願った。

取材・文/久保田和馬

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