ガッキ―が初アニメ映画主題歌に抜擢!「新ハッチは強い意志の顔つき」
1970年4月にテレビアニメとして放送された「昆虫物語みなしごハッチ」が、生誕40周年を迎える年、初の劇場映画『昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ』(7月31日公開)となってカムバック! この歴史ある名作アニメの映画主題歌に、歌手としても活躍する女優の新垣結衣が抜擢された。
10ヶ月ぶりの歌手活動となる新垣結衣は、「長い歴史の中でずっと支持され続けてきたアニメが新しくなって帰ってくるということで責任を感じています」と意気込みを語った。
楽曲のタイトルは「WALK」。だが、ハッチは“歩く”というより“空を飛んで”旅をする。そこには、「何かに向って前進して歩いていく」という意味合いがあるという。新垣は「“お母さんを探しに行くハッチが前に進んでいく、夢に向かっていく”という気持ちと合っていると思います。それはハッチではなくても私たちにも言えることです」と、歌に込めた気持ちを明かした。
『おくりびと』(08)の脚本家・小山薫堂が、本作の総合プロデュースを務め、「透明感のある声が『みつばちハッチ』の主題歌にぴったりだと思い、今回お願いしました」と、新垣に主題歌のオファーを送った。
できあがった主題歌を聞いた監督のアミノテツロは、「ハッチはブンブンと空を飛ぶから道を歩くわけじゃないけど、遠き道を行く旅の気持ちが大事だった。強い意志と、風に揺らぐ心の映像が『WALK』にはあった」と大満足の様子。
また新垣は、「昔のハッチはお母さんと離れ離れになった悲しさがにじみ出ていて、顔もかわいらしい感じでしたが、今回のハッチはかわいらしい感じは変わらず、意志の強い顔つきになっているなと思いました」と新ハッチの表情に注目。確かに、以前のハッチと比べると40年たったハッチの顔つきはしっかりしたタフな雰囲気に。そんな新ハッチが、ガッキ―の優しい透明感に包まれた歌声とともに、この夏どんな旅を繰り広げるのか? 乞うご期待!【Movie Walker】