トム・ホランド、“スパイダーマン愛”炸裂!日本のファン500人が熱狂
マーベル・スタジオ最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(4月27日公開)のスペシャル・ファンミーティングが4月16日にTOHOシネマズ日比谷で開催され、来日を果たしたトム・ホランド、アンソニー・ルッソ監督が登壇。最年少アベンジャーズのスパイダーマンを演じたトムのサービス精神あふれる姿に、会場から大歓声が沸き起こった。
本作は、マーベルコミックのヒーローたちによるドリームチームの活躍を描く「アベンジャーズ」シリーズ第3弾。ヒーローたちが、最凶最悪の“ラスボス”サノスと死闘を繰り広げる姿を描く。この日は約500人のファンがスペシャルな一夜に熱狂した。
2人が観客の間を通って登場するや大歓声が飛び交い、会場のボルテージも上がりまくり。コスプレに身を包んだ人など熱心なファンが集結した会場を見渡したトムはうれしそうに手を振り「コンバンハ」と日本語で挨拶。ルッソ監督は「『アベンジャーズ』の第4弾では、日本がフィーチャーされることになる。期待してください」とのコメントで、さらに会場を盛り上げた。
ヒーロー大集合の映画に参加し、「すばらしい体験をさせてもらった。夢のような体験」と大興奮のトム。「それぞれに輝く場面があり、成長していく姿を見ることができるはずだ」と語ると、ルッソ監督も「チームワークも抜群。一人一人が現場に持ち込む情熱がハンパないんだ!これほど才能あふれるキャストが一堂に会した映画はないよ」と胸を張っていた。
会場からの質問にも答えたが「憧れのキャラクターは?」と聞かれると、トムは「スパイダーマン!」と即答。疑いようもないといった表情で自身の演じるヒーローの名前をあげた彼に会場からも大きな拍手が上がり、トムは「彼のすごいところは、自分がスパイダーマンだと周囲に秘密にしているところ。僕がもしあれだけの能力を持っていたら、すぐにインスタにあげちゃうよ!」とニッコリ。「彼は秘密を守りながら、大切な者を守るために奮闘している。最高のキャラクターだよ」と愛情たっぷりに語っていた。
またステージには、日本人ゲストとしてファルコン役の吹替を務める溝端淳平、ファン代表の俳優・佐野岳も駆けつけた。佐野がトムとルッソ監督の前でバク宙を決め、「ニンジャサムライとしてどうですか?」とアピールするひと幕も。イベントが大盛況のうちに終わり、降段を促されたトムだったが、司会のマイクを拝借して「本当にありがとう」と心からのメッセージをつたえるなど、最後まで温かな対応で会場を喜ばせていた。
取材・文/成田 おり枝