池田エライザがぱっつん前髪の“こじらせオカルト女子”に!『ルームロンダリング』予告編解禁
長澤まさみ、高橋一生の共演で話題を呼んだ『嘘を愛する女』(18)を輩出した、新たなクリエイターの発掘を目指して映画企画を募集するコンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2015」。その準グランプリを受賞し、映画化された『ルームロンダリング』が7月7日(土)に公開される。
このたび、池田エライザが“こじらせオカルト女子”に扮していることでも話題の、本作の予告編が解禁された。5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田)の引っ越しシーンからスタートする映像では、叔父の雷土悟郎(オダギリジョー)の勧めで、ワケあり物件に自分が住むことで‟物件を浄化する“=ルームロンダリングを始めた御子のドタバタ劇が展開する。
たび重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった、人付き合いが苦手な御子にぴったりな仕事と思いきや、彼女の目の前に現れたのは、キャラが濃すぎる幽霊たちだった。自殺した津軽弁のパンクス、事故死したカニ仮装をした小学生、殺されてしまったコスプレ好きのOL …。この世に未練たっぷりな、個性豊かな幽霊たちを演じているのは、渋川清彦、光宗薫ら個性派俳優たち。
彼らの悩みを解決しなければ成仏しない(!?)ことから、お悩み解決に奔走させられる御子の姿がコミカルに描かれている。御子の隣に住む青年を若手俳優の健太郎が演じているほか、木下隆行、奥野瑛太、つみきみほ、田口トモロヲ、渡辺ありなど名バイプレイヤーたちが脇を固めている。
また、4月19日(木)から開催される『島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭』では、特別招待作品として本作を上映。4月20日(金)上映後の舞台挨拶に池田エライザ、健太郎、片桐健滋監督が出演予定となっている。一見トンデモない設定に見える本作だが、彼らとの出会いによって御子が人生と向き合っていく様には、誰もが背中を押されるはず。観終わったあと、すがすがしさと温かさが訪れる本作に、注目してほしい!
文/編集部