Berryz工房・須藤茉麻&竹達彩奈を直撃!『やっさだるマン』で7年ぶりに共演「大人の役でよかったな」
広島県三原市のマスコットキャラクター“やっさだるマン”のPRに奔走する3人の男女の青春を描く、『やっさだるマン』(4月21日公開)。2010年公開の『ライトノベルの楽しい書き方』以来、7年ぶりの共演となった、Berryz工房の須藤茉麻と声優の竹達彩奈による対談をお届け!やっさだるマンのことはもちろん、主人公2人の恋の行方も勝手に深読み?
「やっさだるマンはキモかわいいというか、怖かったです(須藤)」
――2人が実際にお会いしたのは7年ぶりだったんですか?
竹達「前作での共演後も飲み会とか、頻繁に集まったりしていたので、そんなに久しぶり感はなかったです」
須藤「雰囲気は変わってないですけど、年齢だけが…」
竹達「大人の階段を登って、小さいシワが増えたり、なにかしら大人にはなっているのかなと。一番最初は“制服を着たい”とか飲み会で話してたんですけど、冷静に考えたらキツイなって(笑)。大人の役でよかったなって思います」
――須藤さん演じる里美は三原市役所の職員として、市の公式マスコットキャラクターであるやっさだるマンをPRするという役ですが、やっさだるマンを最初に見た時の印象を教えてください。
須藤「ほかのゆるキャラとお仕事でご一緒させていただいたことがあって、かわいいってイメージだったんですけど、やっさだるマンはちょっとキモかわいいというか、怖かったです(笑)。でも、一緒にいることが多かったし、愛情が沸いて、いまでは一番好きですよ」
竹達「台本を読んで、私が演じる優那がやっさだるマンの大ファンという設定はわかっていたんですけど、実際にキャラ絵を見たら、めっちゃ怖い(声色変えて)!好きになれるか不安でしたが、動いているのを見てたら、とてもかわいらしいんですよね。本当に愛らしいキャラクターだなって思って、撮影中に大好きになって、自然とだるマンが好きだって気持ちが役に込められました」
「里美の肇くんを思う気持ちが表現されてて、ほっこりするんです(竹達)」
――本作の中でお2人が好きなシーンを教えていただけますか?
須藤「仕事帰りに幼なじみで同僚の肇(佐藤永典)と飲みに行き、酔っ払って、“帰るよ~”って2人で歩いていくシーンかな。リハーサルではまっすぐ歩けるのに、本番では入りこんじゃって画面からはみ出しそうな肇を私がぐいっと引っ張るんですが、一番素が出てて、個人的には好きですね」
竹達「里美がイヤフォンで音楽を聴きながら昼寝してるシーンかな。作品中何度か出てくるんですけど、“昼寝しすぎだろう”って(笑)」
須藤「さぼりすぎだろうって(笑)」
竹達「なんで音楽を聴いているのかは作品を観ているとわかってくるので、ああ、そういうことか!って。里美の愛の深さじゃないですけど、肇くんを思う気持ちがそのシーンに表現されてて、ほっこりするんです。だから、1回目と2回目だと、そのシーンの見え方が変わるんです。それがすごいなって思いました」
――2人の恋がいまいち煮え切らない感じが…そこがいいんですかね?
竹達「2人には30歳過ぎてから付き合ってほしいな。たぶん、2人ともそんなに進んでいかないと思うんですよ。幼なじみっていう関係があるから、すぐには発展しないと思うの。アラサーとかになって、ちょっと焦りはじめた時に、“付き合う?”みたいな」
須藤「それ絶対、仕方なくじゃないですか(笑)」
竹達「なかなか素直に言えなくて、でもそろそろ言わないと…みたいな感じの付き合い方をしてほしいです」