タランティーノ、ディカプリオ×ブラピの最新作に「P・ニューマンとR・レッドフォード以来のスター共演」と自信!

映画ニュース

タランティーノ、ディカプリオ×ブラピの最新作に「P・ニューマンとR・レッドフォード以来のスター共演」と自信!

シネマコンのステージにタランティーノ監督&ディカプリオが登場!
シネマコンのステージにタランティーノ監督&ディカプリオが登場!写真:SPLASH/アフロ

現地時間24日、米ラスベガスで開催されたシネマコンでソニー・ピクチャーズがプレゼンテーションを行い、『Once Upon a Time in Hollywood(原題)』を控えたクエンティン・タランティーノ監督とレオナルド・ディカプリオが登壇。2人の登場に熱気高まる会場で、本作の一端を明かした。

ディカプリオとブラッド・ピットが初共演を果たすことで話題な本作。2人の共演について、タランティーノ監督は「ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード以来の、最も興奮するスターの共演だよ!」と、『明日に向かって撃て!』(69)と『スティング』(73)で共演したレジェント2人を引き合いに出してコメント。ディカプリオも「(ピットとの共演には)すごく刺激を受けると思う」と撮影前から気合十分だ。

これまでディカプリオは『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)で、ピットは『イングロリアス・バスターズ』(09)でタランティーノ監督と組んできたが、トップスター2人の共演は、長編映画ではこれが初のこと。さらにタランティーノが初めて実話をモチーフにした作品とあって、映画ファンやメディアからの期待が高まっている。

「まだ撮影前だから言えることは少ないけど…」としたうえで、本作の期待値を語るディカプリオ
「まだ撮影前だから言えることは少ないけど…」としたうえで、本作の期待値を語るディカプリオ写真:SPLASH/アフロ

「ヒッピー文化などカウンターカルチャーが最高潮に盛り上がっていた時期を描いているよ」とタランティーノ監督が語る本作は、1969年にカルト集団・通称“マンソン・ファミリー”に、女優にしてロマン・ポランスキー監督の妻シャロン・テートが殺害された事件を題材にしたもの。監督は「最も『パルプ・フィクション』に近いスタイルの作品になると思う」とも教えてくれた。

ディカプリオが演じるのは、かつて西部劇のドラマで活躍していた、いまは売れない俳優のリック・ダルトン。ブラッド・ピットは、ダルトンのスタントマンを長年務めてたクリスを演じる。全盛期とは違ってしまった映画界で、2人が葛藤するさまが描かれる。リックの隣人として登場するシャロン・テート役は、『スーサイド・スクワッド』(16)のハーレイ・クイン役や『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(17)で知られるマーゴット・ロビー。

タランティーノが「僕は映画を本当に愛しているし、映画館で観る映画が大好きだ!」と熱っぽく締めくくると、会場は大きな拍手に包まれた。『Once Upon a Time in Hollywood(原題)』は、事件から50年の節目となる2019年8月9日(金)公開に向けて、絶賛制作中。

取材・文/編集部

関連作品

関連記事