アップリンク代表が語るクラウドファンディングサイト開設の意図と映画のこれから【前編】 - 2ページ目|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
アップリンク代表が語るクラウドファンディングサイト開設の意図と映画のこれから【前編】

インタビュー

アップリンク代表が語るクラウドファンディングサイト開設の意図と映画のこれから【前編】


――先ほど、場を提供できれば…というお話がありましたが、掲載中のプランに関してアップリンク渋谷での上映を考えていますか?

浅井:それは起案者次第ですね。「モンゴルのヒップホップを追ったドキュメンタリーを上映したい」はアップリンクで上映するって決めていらっしゃいますが、イベントは別でと考えている方もいますね。「ニキ・ド・サンファルの映画を作ろう!」は作るのに時間がかかるだろうけど、もちろんウチで上映したいとは思ってます。

クラウドファンディングサイトの開設にはとある仕掛けが!
クラウドファンディングサイトの開設にはとある仕掛けが!

――アップリンクの媒体である「webDICE」へ記事が掲載されるというのが、起案者にとっては大きなメリットだと思います。

浅井:自分たちも起案者として内外のクラウドファンディングのプラットフォームで実行した経験から、自分で宣伝しなきゃダメなんだと。だからアップリンクは、SNSや「webDICE」といったメディアをもっているので、そこに記事を1、2回載せて、後はTwitterやFacebook等で拡散していくことは出来るかなと。ただ、拡散は出来るけれど、元となる企画が響かないと、たぶん寄付は集まらないんですよね。

――「PLAN GO」が最終的に目指すのはどういうものでしょうか?

浅井:最初に3つ考えたんです。1つ目は人が集うような場所を作ること。カフェやインターネットの技術を使ったソーシャル。2つ目はプロダクツ。ワイヤレスイヤホンだったり、こういうのがあったら良いなっていうテクノロジーを使ったものが規模の大小を問わず集まってくれれば面白いかなって。あともう1つ大きな目的として、12月にアップリンク吉祥寺を作るので、そこにつながることを他のサイトに任せるんじゃなく自ら何かやりたかったんです。クラウドファンディングの期間が40日~60日くらいが最適と一般的には言われているので、逆算して夏くらいにアップリンク吉祥寺のクラウドファンディング募集を始められればと思っています。

後編では、アップリンク吉祥寺がどんな映画館になるのか?また、クラウドファンディングと映画作りのこれからについて語ってもらった(5月7日更新予定)。

取材・文/トライワークス

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