GW映画の2強タイトル『名探偵コナン』&『アベンジャーズ』が記録更新の嵐!?
GWの締めくくりとなった5月5・6日。週末映画動員ランキングは、アニメ作品やアメコミ映画などヒット作が出そろうなか、『名探偵コナン』と『アベンジャーズ』の新作が先週の勢いそのままに、1・2フィニッシュを飾った!
前作越え間違いなしの『名探偵コナン』、目指すは興収100億!?
GWの激戦を制し1位を飾ったのが、4週連続首位と絶好調の『名探偵コナン ゼロの執行人』。2日間で動員数41万8000人、興収5億5200万円を記録し、動員、興収ともに文句なしの1位となった。累計では動員479万人、興収62億円を突破。シリーズ歴代最高の68.9億円をあげた前作『~から紅の恋歌(ラブレター)』(17)の累計興収も目前となっており、6作連続での記録更新も時間の問題だろう。
今作の大ヒットの一因として考えられるのが、映画の鍵を握る人気キャラクター・降谷零の存在。Twitterでは「降谷零を100億の男にしようの会」という動きが巻き起こっており、複数回見るファンが続出しているというが、果たしてどこまで記録を伸ばせるのだろうか。
世界新記録達成の『アベンジャーズ』は日本でもMCU史上最高スタート!
公開初週に興収1位と好発進だった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2週目も好調をキープし2位にランクイン。土日2日間で動員26万6000人、興収4億800万円をあげ、公開10日間で累計興収25億円に達している。これは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では最速となる記録だ。衝撃的な結末はネットでも話題を集めており、シリーズファンに多大な影響を与えている。
また世界でも大ヒット中の本作は、歴代No.1となった全米オープニング記録に引き続き、映画史を塗り替える偉業を達成!歴代最速となる、公開わずか11日目にして世界興収10億ドルを突破した。今週末には中国での公開も始まることからこのスピードは加速すると予測され、この先いくつ記録を打ち立てるのかも注目だ。
10億超え作品多数!GWを盛り上げた映画たち
4位の『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~』は公開4週目で累計動員124万人、興収14億円。5位の『レディ・プレイヤー1』は、公開3週目で累計動員115万人、興収18億円と、映画のヒットの目安と言われている10億超えを達成した。また、ロングヒット中の6位『リメンバー・ミー』は累計動員380万人、興収47億円。8位の『ボス・ベイビー』は累計動員287万人、興収33億円を突破。エンタメ色の強い作品がGWの興行を盛り上げた。
文/トライワークス
1位 名探偵コナン ゼロの執行人
2位 アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
3位 ラプラスの魔女
4位 映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~
5位 レディ・プレイヤー1
6位 リメンバー・ミー
7位 となりの怪物くん
8位 ボス・ベイビー
9位 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星
10位 いぬやしき
※興行通信社調べ