“俺ちゃん”ライアン・レイノルズが東京に降臨!「最高にいい気分!」
全米興行収入ランキングで『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(公開中)のV4を阻止し見事初登場1位を獲得。そして世界82か国でNo.1スタートを飾った『デッドプール2』(6月1日公開)。本作のジャパンスペシャルイベントが29日、六本木ヒルズアリーナで開催。主人公デッドプールを演じたライアン・レイノルズと、本作でハリウッドメジャー映画デビューを飾った忽那汐里が登壇した。
マーベル史上最も過激なヒーローの活躍を描いた本作は、最愛の恋人ヴァネッサを取り戻しお気楽な日々を送るデッドプールの前に、未来から来たマッチョな機械人間・ケーブルが現れることから始まる。ある少年の命をねらい始めるケーブルに立ち向かうため、デッドプールは特殊能力を持つ仲間たちを集めたスペシャルチーム“Xフォース”を結成することに。
大勢の“デップー”ファンが見守るなか、巨大なデッドプールトラックに先導されて劇中さながらのイエローキャブで登場したライアン・レイノルズに、会場の熱気はいきなり最高潮に。続いて登場した忽那汐里は、NYプレミアでのピンクのノースリーブドレスから打って変わり、デップーカラーともいえる真っ赤なドレスを身にまとい、観衆に笑顔で手を振った。
2人はサインやセルフィーなどに丁寧に応じながら、じっくりとレッドカーペットを練り歩き、その後会場全体が見渡せるステージに登壇。会場に多数見受けられた全身デップーコスチュームのファンにライアンは「東京のコスプレがいままでで最高!クレイジーで最高にいい気分だよ!」と大喜び。
前作ではほかの作品の撮影があったために来日できなかったというライアンは「本当にいま信じられない気分。こうして皆さんに作品を観てもらえるのは夢のようです」と、彼の来日を待ちわびていた日本のファンに熱烈なメッセージを送る。
さらに忽那は、本作に参加したことについて「ほかのマーベル作品のどの作品よりも、この『デッドプール』に参加できたことがうれしい」と愛らしい笑顔を見せ「ライアンは本当に素敵な人。おもしろいですし、撮影中にはアドリブがとても勉強になりました」と、ハリウッド超大作に出演した喜びを語った。
そして劇中でデップーが結成するチーム“Xフォース”にちなみ、サプライズゲストとしてX JAPANのToshIが登場。大のデップーファンだというToshIは「ものすごく興奮しています」と微笑みながら、ライアンと忽那、そして会場中のファンとともにおなじみの“X”ポーズを披露。会場を大きく沸かせた。
取材・文/久保田 和馬