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中村文則の衝撃のデビュー作『銃』映画化に村上虹郎、広瀬アリスが出演決定!

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中村文則の衝撃のデビュー作『銃』映画化に村上虹郎、広瀬アリスが出演決定!


<スタッフ・キャストコメント>

●原作・中村文則

拝見した時「物凄い映画を観た」と思いました。 僕のデビュー作『銃』は、発表後16年近く経ってもずっと版を重ねている、とても大切な作品です。奥山プロデューサーや武監督が、これ以上ない形でこの原作を見事な映画にしてくださいました。主人公のトオル役は天性のものがなければ難しい役ですが、村上さんは完璧で、他の役者の方達も、あまりにも見事で大変驚くことになりました。原作者としても、一映画ファンとしても、この映画の誕生を大変嬉しく思っています。

●企画・製作 奥山和由プロデューサー

『いつかギラギラする日』『GONIN』から20年以上たち、やっと自分の分身と言える映画をプロデュースできま した。村上虹郎はまさに100年に1人の天才。監督の武さんは100年に1人の努力家。そこにこの原作、傑作にならないわけがない。“自分”という精神の生存競争を表現できたという奇跡を感じたのは『ソナチネ』以来です。

●武正晴監督

2017年夏、中村文則さんの原作が僕たちスタッフ・キャストを熱狂の撮影現場へと導いてくれた。何よりも、村上虹郎の20歳の夏を撮れたのは、監督冥利に尽きます。原作者の中村さんと初めてお会いした時に『銃』を書いた青春時代についてお話ししてくれた。僕はこの映画を青春映画にしようと決意し、中村さんが『銃』を書いた西高島平を撮影場所と決め込んだ。

●村上虹郎

このたび映画「銃」の主演を務めさせていただきます。監督と1ミリのズレもなく同調し築きあげた"私"役という存在を武組のみなさんに切り撮っていただきました。奥山和由さんプロデュースのもと、中村文則さんの第一子にして宝物のような"銃"を最高の形でみなさまに届ける事ができると思います。ご期待ください。

●広瀬アリス

今回ヨシカワユウコという役を演じさせていただいて、作品の中では唯一救いの手を差し伸べるような、平和な空気を感じさせてくれる存在でした。そうであるために、撮影の時は村上虹郎くんとはあまり会話をせず、2人の無言の空間をとても大事にしていました。学生の時感じる孤独感やモヤモヤ。答えのない感情を繊細に描いている「銃」という作品に参加できたこと、とても嬉しく思います。

文/久保田 和馬

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