膝枕を求めて吉沢亮がゴロン♪ロシアンブルーの“猫役”が悶絶級の可愛さ!
人生に迷う元アイドルのアラサー女子と、彼女が可愛がるノラ猫との心温まる関係を、演劇とアニメーション表現を交えて映しだすファンタジックなラブストーリー『猫は抱くもの』(6月23日公開)。数多くのキュートな猫が登場する本作だが、“猫”の良男に扮した若手俳優・吉沢亮の演技が猫以上の可愛さに…!?癒されること間違いなしの彼の姿を紹介したい。
主人公は、アイドルグループとしてデビューするも、売れることなく解散してしまった元アイドルの沙織(沢尻エリカ)。普段は田舎のスーパーでレジ係をしているが、成功への夢を捨てられずに、妄想と一人カラオケで現実逃避する生活を送る。そんな彼女が唯一心を開いているのが、仕事先の倉庫に住み着いたロシアンブルーのノラ猫・良男。実はこの良男、自分が人間だと思い込んでおり、休憩中にこっそりエサをくれる沙織と恋人気分で過ごしている。
青い髪にグレーのボーダーシャツ姿で擬人化した“猫”の良男になりきっている吉沢。急にゴロンと寝転んで甘えたてきたり、物音に驚いてサッとコンテナの影に隠れたり…その所作は猫そのもの。キャットフードをおねだりしたりと、猫らしいキュートな仕草には、思わず破顔させられてしまう。
その一方で、沙織が仕事の愚痴をこぼせば、真っ直ぐ瞳を見つめながらじっと耳を傾け、彼女にちょっかいを出す男に対しては爪で攻撃を仕掛けたりと、まるで理想の彼氏のような“イケ猫”っぷりも披露。さらに、沙織への一途な想いを熱唱する場面まで登場するのだ。“猫×理想の彼氏”の合わせ技には、女子なら悶絶必至!
『ママレード・ボーイ』(18)、『リバーズ・エッジ』(18)、「銀魂」シリーズなど数々の話題作に出演し、人気沸騰中の吉沢を、犬童監督は「普通にそこにいてもかわいいけど、猫の役をやっているとさらにかわいい。猫のように目をまん丸に見開きながら、涙を流すシーンは、釘付けになりました」と、その見事な“猫演技”に称賛を贈っている。端正な顔立ちと、高い演技力を兼ね備えた吉沢扮する猫の良男に、あなたも映画館で癒されてみてはいかが?
文/トライワークス