ロイヤル・アスコットのメーガン妃、クールな帽子で貴婦人に!
19日、英王室の主催する競馬の祭典「ロイヤル・アスコット」に、メーガン妃が初出席したことが報じられた。「ロイヤル・アスコット」は、多くの女性客が奇抜な帽子や華やかな装いで会場を盛り上げることで知られており、来場客のファッション写真が世界中に配信される注目度の高いイベントだ。
今年の女性客はトレンドに乗ったフローラルデザインの服装が多く、“パステルカラーの海”と評されるほどフェミニンな色彩が目立ったようだ。そんな中、メーガン妃はエッジの効いたモノトーン・シックな装いで登場し、周囲とは一線を画すクールな個性を放っていた。
今回メーガン妃が選んだのは、公式の場では3回目となるジバンシィ。アイボリーのシャツドレスは一見50年代の女優のようなクラシックなデザインだが、裾が複雑なアシンメトリーになっていたり、ウェスト部分に目立たないように刺繍が施されているなど凝った作りのワンピースだ。
メーガン妃はこのシャツドレスに、ジバンシィの黒い細ベルトと黒のクラッチバッグ、そして黒のハイヒールといったモノトーンの小物を合わせ、王室御用達のデザイナー、フィリップ・トレーシーの帽子で仕上げた。細部まで計算しつくされた構築的なシルエットの帽子は、コンテンポラリー・アートと言ってよいほどの美しいデザインで、メーガン妃のファッションの完成度を格段に高めていると好評だった。
一般のネットユーザーからは「この服もまたサイズが合っていないのでは?」「いつも服に“着られている”ように見える」など、またもや厳しい意見が多かった。しかし、スカート丈から帽子のサイズに至るまで細かい規則があるイベントの中、今回のメーガン妃はルールをすべてクリアし、そのうえでクールかつ上品な装いを実現していたと、専門家からは太鼓判を押されている。ドレスコードを守りながら個性を出すのは難題だが、メーガン妃はその攻略にまた一歩近づいたといえそうだ。
UK在住/シャオ