クリス・プラット&ブライス・ダラス・ハワード降臨!“ジュラシック”の世界が日本上陸
2015年に世界中で記録的なメガヒットを叩き出した『ジュラシック・ワールド』の続編で、「ジュラシック」シリーズの新章2作目となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)のジャパンプレミアが27日、六本木ヒルズアリーナで行われ、来日中のクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、J・A・バヨナ監督、前作でメガホンをとり本作では脚本と製作総指揮を務めたコリン・トレボロウ、そして日本語吹替えキャストが勢ぞろいした。
今月22日に、歴代2番目の多さとなる4475スクリーンで全米公開を迎えた本作は、最初の週末3日間で1億4800万ドル超の興行収入を記録。全世界興収はすでに7億ドルを突破している。これまでシリーズを通して恐竜たちが生きてきたイスラ・ヌブラル島の火山が噴火し、恐竜たちを助け出すために奔走する主人公たちは思いもよらぬ陰謀に直面。さらに、凶暴なハイブリッド恐竜“インドラプトル”が姿を現す。
ステージ上に巨大なT-レックスの骨格が鎮座しているなど、作品の世界観を見事に再現した会場には大勢のファンが詰めかけ、イベント開始前から熱気が立ち込めていた。そして、レッドカーペットに最初に登場したのは日本語吹替え版のキャストたち。前作に引き続きオーウェンの声を担当する玉木宏と、クレアの声を担当する木村佳乃。そして新キャラクターの声を担当する満島真之介と石川由依、物語の鍵を握る少女メイジーの声を担当した住田萌乃。
つづいて来日ゲスト4名が、トレボロウ、バヨナ監督、ブライス、クリスの順に会場に到着。クリスが姿を見せると会場からはこの日一番の大歓声があがり、ボルテージは最高潮に達する。そして来日ゲストたちは吹替えキャストらとともにレッドカーペットを30分以上かけて練り歩き、ファンサービスをじっくりと行った。
その後ステージに登壇した9名。「ハロートーキョー!コンニチハ!」と日本語でクリスが呼びかけると、ブライスは「アリガトウゴザイマス」とお辞儀をし、バヨナ監督とトレボロウも「コンニチハトウキョー!」と、全員が立て続けに流暢な日本語で挨拶。一瞬で日本のファンの心をわしづかみにした。
さらにクリスは「かなりのド迫力で始まります」と本作の見どころを解説。「恐竜だけでなく、火山の噴火という自然災害も迫って、かなりスリリングに仕上がっている。そしてバヨナ監督が作り上げた素晴らしい映像美と、それに負けないように演技した私たちの演技にも注目してもらいたい」と熱弁をふるう。
するとブライスは「私もまったく同感」と、クリスの説明に満足げな表情を浮かべ「でもひとつ見どころを付け加えるとしたら、この映画にはクリス・プラットが出ていることね」と、劇中の2人同様に息の合ったコンビネーションを披露し、会場のファンをさらに沸かせた。
取材・文/久保田 和馬