USAからUSJにコンニチハ!恐竜大行進のユニバーサル・スタジオで、クリス・プラット大暴れ

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USAからUSJにコンニチハ!恐竜大行進のユニバーサル・スタジオで、クリス・プラット大暴れ

2015年に世界的ヒットを記録した『ジュラシック・ワールド』の続編で、「ジュラシック」シリーズの25周年記念作品となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(7月13日公開)のスペシャルイベントが28日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで行われ、来日中のクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、J・A・バヨナ監督、前作の監督であり本作では脚本と製作総指揮を務めたコリン・トレボロウが揃って来阪した。

「はい、チーズ」の代わりに「はい、ブルー!」
「はい、チーズ」の代わりに「はい、ブルー!」

本作の舞台はイスラ・ヌブラル島。この島にある火山が噴火し、恐竜たちを助け出すために奔走する主人公たちが思いもよらぬ陰謀に直面し、さらに、凶暴なハイブリッド恐竜“インドラプトル”が彼らの前に立ちはだかる…。

パーク開業時から不動の人気を誇る「ジュラシック・パークエリア」には、2016年からパーク内に登場し、そのリアリティとスケールで来場者の人気者となっている“ほんものの恐竜”たちもイベントの熱気に吸い寄せられるようにステージに出現した。

劇中そのままの、この雄姿!
劇中そのままの、この雄姿!

続いて来日中の4人がファンの子どもたちを伴って登場すると、出迎えた約1500人のファンは大絶叫。4人はゆっくりとファンサービスをしながらステージまでの道のりを歩き、梅雨の晴れ間で蒸し暑いパーク内の気温が、ファンの熱狂で一気に上昇!

大阪の印象について司会者から問われると、クリスは「アイラブ大阪!」と絶叫し「大阪は、とてもおもしろい人たちを多く輩出していると聞いているよ」とニッコリ。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの感想を求められたブライスは「こんなに怖いところだなんて…。『ウォーターワールド』は水浸しだし、ジェットコースターがあって、そのうえ恐竜までいるのよ!いま、2本脚で立っていられることをラッキーだと思うわ」とジョークを交えて、同所の魅力を語った。

【写真を見る】大阪にもクリプラ旋風到来!当日のイベント写真をチェック
【写真を見る】大阪にもクリプラ旋風到来!当日のイベント写真をチェック

バヨナ監督は、そのコメントを受けて「映画を作っている時のことを思い出したよ。ブライスが車に乗って崖から落ちるというシーンの撮影では、ジェットコースターを作って落としてやろうかと考えていたんだ」と撮影秘話(?)で返し、チーム仲の良さを見せつけた。

今作の見どころを聞かれたトレボロウは「この映画はまるで“ライド”に乗っているようなものなんだ。家族や子供たちと一緒に“乗り込む”ような気持ちで観てください。ただし、恐竜たちから助かるかは保証しませんけどね」と語り、出来栄えへの自信をのぞかせた。

クリス・プラットが、ヴェロキラプトルの“ブルー”を懐柔!
クリス・プラットが、ヴェロキラプトルの“ブルー”を懐柔!

するとそこへ突如肉食恐竜たちが押し寄せ、子どもたちはビックリ仰天。よく見れば、そのうちの1匹は前作に登場したあのヴェロキラプトルの“ブルー”!3人に促されたクリスがブルーの前に押し出されると、興奮していたブルーはたちどころに大人しくなっていき、パークの平和はクリスによって守られたのだった。

子供たちも、おそるおそるタッチ!
子供たちも、おそるおそるタッチ!

退場時も予定時間を大幅にオーバーしてファンサービスに努めた4人は、日没後には、5月17日にオープンしたばかりの“これまでの常識を覆す完全次世代パレード”「ユニバーサル・スペクタクル・ナイトパレード ~ベスト・オブ・ハリウッド~」にサプライズ登場。

プロジェクションマッピングでジャングルのように姿を変えた、スタジオ内のハリウッド大通りに、フロートに乗ってバヨナとトレボロウが、クリスとブライスが前作から登場する球状の乗り物「ジャイロスフィア」に乗って現れると、沿道の観客は大興奮。クリスが再び雄叫びをあげながらセルフィーを撮り、ファンサービスに徹したイベントは拍手のなかで幕を閉じた。

T-レックスさんの登場には、沿道が沸きかえった
T-レックスさんの登場には、沿道が沸きかえった

取材・文/編集部

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