まるでスパイアクション!テーマ曲も楽しい『インクレディブル・ファミリー』最新映像が到着

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まるでスパイアクション!テーマ曲も楽しい『インクレディブル・ファミリー』最新映像が到着

全米では公開3週目で興行収入4億4000万ドルを突破し、『シュレック2』(04)を抜き去りアニメ映画歴代2位にのぼりつめたピクサー・アニメーション・スタジオ最新作『インクレディブル・ファミリー』(8月1日公開)。近日中に歴代1位の『ファインディング・ドリー』(16)を追い抜き、アニメ映画新記録を樹立することがほぼ確実視されている本作から、このたびオリジナルアクション映像が到着した。

04年に公開され、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞するなど世界中から高評価を獲得した『Mr.インクレディブル』の14年ぶりの続編となる本作。かつてヒーロー界のスターだったボブと家族に、復活をかけた新たなミッションが舞い込む。しかし、そのミッションを任されたのはボブの妻ヘレン。留守を預かることになったボブは慣れない家事と育児に奮闘することに。

このたび到着したオリジナルアクション映像は、全部で3種類。“インクレディブル・ファミリー”の大黒柱である怪力自慢のボブこと“Mr.インクレディブル”と、その妻で3児の母でもあるゴム人間のヘレンこと“イラスティガール”。そして、2人のヒーロー仲間で氷を操る“フロゾン”。彼らのとびっきりクールな姿が、60年代風のスタイリッシュな映像で映しだされている。

「私がインスピレーションを受けたのは、スパイのテレビシリーズや映画だったのです」と、本作でメガホンをとったブラッド・バード監督は語る。「『007』や『スパイ大作戦』や『電撃フリント』のような作品が60年代にはたくさんあり、それらが持つクールでエレガントな香りを出したかった」とスパイアクションへの想いを明かした。

バード監督といえば『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』(11)で実写のスパイ映画を手掛けた経験の持ち主。そんな彼が、スパイ映画への熱い想いを懐かしくもクールな映像に落とし込んだ本作。ヒーロー映画ファンはもちろん、スパイ映画ファンにも必見の仕上がりとなっていること間違いなしだ!

文/久保田 和馬



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