クリス・プラット絶体絶命!“ジュラシック界の王様”T-レックスが大暴れ

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クリス・プラット絶体絶命!“ジュラシック界の王様”T-レックスが大暴れ

すでに全世界で興行収入10億ドルを突破し、ついに日本でも13日から公開された『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(公開中)。2015年の年間洋画No. 1となる95.3億円を記録した前作以上の大ヒットが期待されている本作から、シリーズの象徴でもあるT-レックスのスリリングな映像が到着した。

<ジュラシック・ワールド>のあるイスラ・ヌブラル島の休火山が再び活発な活動をはじめたことを受け、パーク崩壊後も島で生き続けるヴェロキラプトルのブルーら恐竜たちを救出しようと試みるオーウェンとクレア。そんな2人は、ある陰謀のために恐竜たちが捕獲されたことを知り、真相を追うことに。

このたび到着した映像は、捕獲の際に重大な怪我を負ってしまったブルーを助けるため、同種の輸血が必要と知ったオーウェンとクレアが、麻酔で眠っているT-レックスの血液をもらおうと近付くシーン。ふたりの絶妙なコンビネーションによって何とか作業を完了させるのだが、そのタイミングで運悪くT-レックスが目を覚ましてしまうのだ…。

メガホンをとったダークファンタジーの鬼才J・A・バヨナ監督のアイデアと手腕によって、スティーヴン・スピルバーグ監督が生み出した1作目『ジュラシック・パーク』(93)さながらの、“恐竜たちの怖ろしさ”が見どころのひとつとなっている本作。

その怖ろしさを作り出したのは、極限までリアルに近い恐竜たちを作り出すことができるアニマトロニクス技術だ。

CGや着ぐるみとは違い、精巧に作り出されたロボットを用いて撮影を行うアニマトロニクス。それによって実際に俳優たちも恐竜を前に演技ができるため、リアリティが生まれ、恐怖も倍増していく。オーウェンを演じたクリス・プラットは「実際にいる何かに対して反応できることは、役者としてありがたい」と語り「息遣いやまばたきなど、顔の筋肉を微妙に動かしたりしてすごくリアルなんだ」とT-レックスとの共演のスリルを語る。

シリーズ1作目から持ち前の獰猛さで高い人気を誇ってきた“ジュラシック界の王様”T-レックスは、前作ではクライマックスに満を持して登場しその存在感を発揮。そんな最強恐竜との接近戦から何とか抜け出し、ピンチを脱したオーウェン。しかし彼の前に立ちはだかる恐竜はこれだけではない…。人間たちと獰猛な恐竜たちとの迫真の演技合戦のつづきは、是非とも劇場で確かめていただきたい。

文/久保田 和馬

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