『イット・フォローズ』監督最新作は謎だらけ?怪しげなポスターから暗号を探せ!

映画ニュース

『イット・フォローズ』監督最新作は謎だらけ?怪しげなポスターから暗号を探せ!

人を死に至らしめる謎の存在“それ”の恐怖から逃げのびようとする人々の姿を描き、その奇抜なアイデアが評判を呼んで各国で高い評価を受けた『イット・フォローズ』(14)のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作『アンダー・ザ・シルバーレイク』が、10月13日(土)より公開されることが決定した。

本作は、セレブやアーティストたちが暮らすロサンゼルスのシルバーレイクを舞台に、失踪した隣人の美女を探すうちに、街の裏側に潜む陰謀を解明することとなっていく青年・サムの姿を描くサスペンス。

「大物になる」という夢を抱いてシルバーレイクへ出てきたものの、仕事もなく家賃まで滞納しているサムは、向かいに越してきた美女・サラにひと目惚れ。何とかデートの約束を取り付けるが、彼女は忽然と姿を消してしまう。もぬけの殻になった彼女の部屋を訪れたサムは、壁に書かれた奇妙な記号を見つけ陰謀の気配を感じる。時同じくして、大富豪や映画プロデューサーらの失踪、謎の死が立て続けに発生し、真夜中には“犬殺し”が出没。シルバーレイクの街を操る謎の裏組織の存在が、人々の間でささやかれ始める。暗号やサブリミナルメッセージ、都市伝説や陰謀論をこよなく愛するサムは、自身の知識を総動員し、この街の下にうごめく闇へと迫っていく…。

主人公のサムを『ハクソー・リッジ』(16)で第89回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、主演を務めた『ブレス しあわせの呼吸』(9月7日(金)公開)でも高い評価を得ているアンドリュー・ガーフィールドが演じ、彼が行方を追う隣人・サラを『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』でも独特の存在感を残したライリー・キーオが演じる。

今回公開となった海外版ポスターには「WHAT ARE THEY HIDING?(彼らは何を隠しているの?)」という意味深なメッセージと共に、暗い水中へと沈む美女が描かれ、シルバーレイクに潜む光と影を感じさせるミステリアスなデザインになっている。目を凝らすと、ヤシの木には険しい表情を浮かべたサムの顔が隠されており、さらに美女を包む泡沫の中にも、海賊のような男の顔や双眼鏡、風船を持った女性、ジェームズ・ディーンの顔、極めつけには“JESUS(イエス)”と書かれた十字架など、多くの暗号が隠されているというこだわりよう!

怪しげなシルバーレイクの街を想的な映像で描き「我々は何者かに操られているのではないか」という誰もが一度は抱く恐怖や好奇心を、デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督がどのようなサスペンスに仕上げたのか、今後も本作の情報に注目していきたい。

文/編集部

関連作品

関連記事