「Fate」シリーズ初心者にもオススメ!飯テロ&日常系アニメ「衛宮さんちの今日のごはん」が話題
昨秋公開の『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]I.presage flower』がヒットし、7月28~29日に幕張メッセで開催された関連イベント「Fate/Grand Order Fes. 2018 ~3rd Anniversary~」も大盛況のうちに閉幕するなど、いま最も熱い盛り上がりを見せる「Fate」シリーズ。
「Fate」と言えば、7月29日に最終話が放送されたばかりのTVアニメ「Fate/EXTRA Last Encore」など、多くの関連作品でも知られている。それら作品郡の中でも、特に優しい世界観で人気なのが、AbemaTVほかで配信中のアニメ「衛宮さんちの今日のごはん」だ。このシリーズの中でも異彩を放つ第一歩として本作の特徴や魅力を紹介したい。
バイオレンス描写皆無&専門用語なしの日常系アニメ
「Fate」シリーズの特徴の一つに、魔術師と彼らが従える英霊(サーヴァント)による死闘や陰謀が挙げられるが、そういった殺伐とした要素は本作には一切見られない。「Fate/stay night」のキャラクターである衛宮士郎やセイバー、遠坂凛、間桐桜たちを登場させ、主人公の士郎が料理上手というところをフィーチャー。敵キャラも一緒にご飯を食べたり、時には料理を作ったり、そんな平和な日常が描かれるのだ。血なまぐさい描写や専門的な用語もほとんどないので、日常系アニメのようにほのぼのと鑑賞することができる。
深夜視聴にご注意を!食欲をそそる料理の数々
「春のちらし寿司」や「鮭ときのこのバターホイル焼き」、「たけのこグラタン」など、本作の顔でもある料理はジャンルも様々で凝ったものばかり。劇中ではレシピも丁寧に紹介され、食欲がそそられて実際に作りたくなる。そしてなにより、視聴者に「美味しそう」と思わせるために最も重要な、料理の作画が抜群に良いのも魅力的だ。食事前に観てしまうと辛くなるかも知れない…。
古参ファンも納得のハイクオリティな作画
基本的にほのぼのとした日常シーンが中心となる本作だが、第7話ではレジャー施設を舞台にビーチバレー対決が勃発。激しいラリーの応酬やスパイク、何故か秘技まで炸裂し、鳥肌モノの作画クオリティで視聴者をしびれさせた。それもそのはず、本作は冒頭の劇場版や「Fate/Zero」、「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」などを手がけ、作り込まれた背景や迫力満点の戦闘シーンで注目を集めたアニメスタジオufotableがアニメーションを担当しているのだ。シリーズファンからの絶大な信頼に、本作でもしっかりと応えている。
そんなufotableが鋭意制作中の『劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]II. lost butterfly』は19年1月12日(土)に公開予定。そのほか、大人気アプリゲーム「Fate/Grand Order」のテレビシリーズや劇場版制作も決まっているなど、これからも「Fate」作品は続々と登場する。広がり続ける「Fate」の世界へ飛び込むきっかけとして、配信中の「衛宮さんちの今日のごはん」からチェックしてはいかがだろうか?
文/リワークス
毎月1日21:00~より、AbemaTVで先行配信中
毎月8日12:00~より、dアニメストアほかで配信中
https://emiya-gohan.com/?from=lower
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