松井玲奈「悪女もできる女になりたい」女優業への意欲を燃やす
2本立て上映『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』の初日舞台挨拶が8月4日に丸の内TOEIで開催され、犬飼貴丈、赤楚衛二、高田夏帆、武田航平、越智友己、滝裕可里、水上剣星、前川泰之、劇場版ゲストを務めた松井玲奈が登壇。初めての悪役に挑戦した松井が「悪女もできる女になりたい」とさらなる野望を語った。
テレビシリーズのクランクアップを7月に迎えた「仮面ライダービルド」のレギュラーキャストと、劇場版ゲストであり、自他共に特撮ファンを認める松井がそろって登壇したこの日。
初めての悪役にチャレンジした松井だが、「(敵組織の)ブラッド族のテーマが、悪いヤツらだけど、みんながどこか好きだなと思える悪役を目指そうという話だった。かっこよさのエッセンスが入っているのが特徴的」と役作りへのこだわりを吐露。悪役セリフのなかには、アドリブで出てきたものもあったそうで、「監督が『言っちゃえ!』といった感じで演出をつけてくださって、出てきたもの。もともとの台本にあったキャラクターより膨らんでいく感じがして、すごく楽しかったです」と新境地を大いに楽しんだ様子だ。
「悪役は楽しいなと思った。これから先は、悪女もできる女になりたい」と瞳を輝かせながら、意欲を燃やした松井。映画のサブタイトルにある“Be The One”にちなみ、それぞれが「一番になりたいこと」を聞かれると「かき氷がめちゃくちゃ好き。日本中のかき氷を食べ尽くす人になりたい」とかわいらしい笑顔を見せ、「かき氷屋さんをはしごして、2杯ずつとか食べてます。この劇場の近くにもおいしいかき氷屋さんがあるので、ぜひ映画を楽しんだ後に行ってみてください」とお茶目にアピールしていた。
仮面ライダービルド/桐生戦兎役の犬飼は「『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』がお客様満足度、動員数1位になれればと思います!」と力強く宣言。「『ビルド』の集大成となる夏映画。自信を持って、この夏一番の映画だと言えます!」と胸を張り、拍手を浴びていた。
取材・文/成田 おり枝